逃れられない試練③【大アルカナⅩⅥ 悪魔】
皆さん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
(Mahou のブログは全て脚色してあります。)
逃れられないこと、、、あるんですね。
【60代女性 息子結婚 嫁○未遂】
過去のお話です。
一時期、不倫をしていました。
自分も主人より、その人との未来を信じて疑わなかった。
相手の方も家庭があった。
その人と人生をやり直そうと思った。
相手の方は、私を信じて離婚してくれた。
全ての財産を前妻に渡して、待っていてくれた。
でも、自分は離婚できなかった。
子どもを置いていく事はできなかった。
それでも、その彼と別れることも出来なかった。
数年後、彼の前妻が自ら神様の元へ走った。
まだ成人していない子どもが、彼の手元に戻ってきた。
戻ってきた子どもは、情緒不安定で、目を離せる状態ではなく
彼は仕事もまともに出勤しにくい状態になった。
彼との連絡が少なくなってきた。
「また連絡する」そういって、彼と連絡が取れなくなった。
私も自分から連絡を取らなかった。彼の状況を調べようともしなかった。
あれから年月が過ぎた。
息子が結婚した。よかった、本当によかった。
今日この日を迎えたのなら、離婚しなくてよかった。そう思えた。
翌年には子どもも生まれ、私はおばあちゃんになった。
孫を抱くたびに、幸せだと思った。
そして、、、
息子の嫁が、○未遂をした。
一気に私の「何か」が崩れた。
こんなにうまくいくわけない、いつもそう思っていた。
私だけ幸せになれるわけがない、そう思っていた。
私は、一つの家庭を壊してしまった。
結果的に、一つの命を追い詰め、二人の子どもの幸せを奪った。
死んだ方がまし。死んでお詫びをしなくては。
そう思っても、死ねない。
生きていくのが辛い。
相談者はひと通り話し、孫の待つ自宅へ戻って行きました。
これぞ『生き地獄』
お盆の時期の鑑定は、毎年因果応報を確認する内容が多くなります。
過去の『やり過ぎた』失態は、回り回って自分のところへ返ってくるのです。
別件で
夢を持って就職した可愛い娘が、職場でパワハラにあって退職する話も聞きました。
なんとも悍(おぞ)ましい。
もちろん、注意されるべき内容はあったのでしょう。
だとしても「言い方」です。人を追い詰めるその言い方以外の方法はあったはず。
言う方は「わかって」そんな言い方をしているのです。
たとえ本人が「そんなつもりはなかった」と言っても。
全ての行為は『やり過ぎ』てはいけないのです。
回り回ってきます。
自分に返るのならまだしも、ほとんどが「自分が自分よりも大切にしている」所へ
返っていくのです。
本当の因果応報は、これなのです。
何倍にもなって、苦痛が返ってくるのです。
それが嫌なら、やらないことです。
やり過ぎてはいけない。
もうすでにやらかしてしまった自覚があるのなら、
直接的な懺悔でなくても、人のために動くことです。
因果応報は地球全土で循環して行きます。
今の幸せを、当たり前だと思うわなように。
今の幸せが、自分の努力だけで作り上げたと思い込まないように。
先祖の徳が、あなたに返ってきている。
あなたの努力が、子孫を助けてくれる。
人は間違いを犯すもの。
自分の欲に負けてはいけない。
タロットMahou
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