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発声【wands PAGE】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
月一回の文化活動、舞台を見に行ってきました。
毎回のことですが、誘われるままに同行するので
舞台の幕が上がるまで、内容のあらすじすら知らない状態で観劇します。
誘ってくれた友人は、「作家、演出家の『岩松 了』氏を舞台を見たい。」と
チケットを手配してくれました。
舞台の内容は、なかなかのもの。
観劇したみなさんがそれぞれに考察をする必要がある深い沼のような内容でした。
まんまと、私たちも観劇後に2時間考察をしながらトークを繰り広げました。
そこで、Mahouが感じるのは、やはり舞台俳優、女優さんの演技と発声の仕方。
テレビ用とは全く違うのが一目瞭然です。
舞台俳優は、なかなか生計を立てていくのが大変な職業です。
その中で生き残っている人たちですから、主役じゃなくとも舞台の上に立つと
オーラが違います。圧巻です。
これは、ほとんどの舞台で見受けられる傾向があり
どんな脇役でも、老婆の役でも、声の出し方で、劇場内の空気が振動するような
発声でセリフを言うので、誰が出演しているか?すら知らぬまま
観ているMahouにとっては、その発声で、「この人すごい!」と認識します。
舞台終了後に、一体あの役を演じた俳優さん、女優さんは誰だ?と検索し
次回観に行く舞台を決めたりもします。
声に『気』を乗せているのが、わかります。
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『いい声だ。』Mahou心の叫び。
人を惹きつける魅力の一つに、「声」があると思っています。
舞台はよくわかりますが、大きな声を出そうとすると、客席では「キャンキャン」聞こえてしまいます。
下腹部から声を出さないと、届かないのです。
詳しい周波数の説明は、各自検索していただくとして(笑)
気が付かぬうちに、私たち一般人も、TPOによって、声の出し方を変えています。
低い声、高い声、甘えん坊の声、無関心な声。
そこに意識を乗せるからこそ、表情豊かに、感情を表現しています。
気分転換になるひと時でした。
やはり、「興味のない分野」から刺激を入れるのは大切です。
映画や、美術館も、興味あるから行く、だと偏りがち。
フラッと立ち寄ることで、たとえそれがつまらないと感じるとしても
そこで何かが動くなだと、思います。
発声練習も密かに続けましょう。
唇をしっかり動かさないと、キレの良い発音ができないんですよね。
みなさんもぜひ、「アエイウエオアオ」(今でもやっているのかしら?)
タロットMahou