妻が怖い②【逆位置wands QUEEN】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
妻の怒号を聞いた日から、
相談者のご主人が、妻と目を合わせることができなくなりました。
「男のくせに、一回妻に怒られたからと言って、、、、」と
周囲も自分自身も思うそうです。
が、しかし、心拍数が上がり、冷や汗をかき
それはどうにも出来ないことでした。
「どうすればいいのでしょう?」
そんな質問にタロットは答えます。
『スキンシップから始められるか?』
ここで、Mahouは手を止めました。
タロットの断言的なアドバイスではなく、タロットから彼に
『尋ねている』感じがしたからです。
珍しいことです。タロットは比較的スパッと答えを出すからです。
Mahouの動揺とは裏腹に、彼はすぐに返答しました。
「いえ、もう触ろうと思えません。」
つまり夫婦のスキンシップのできない、ということです。
『なるほど』とMahouも合点がいきました。
これはいくつかの原因が重なっている話です。
奥様に怒鳴られて萎縮してしまった彼、とは言っても
すでにその前から、仲睦まじい夫婦関係ではなかったのでしょう。
お互いに仕事と子育てに、急き立てられ疲労していたのは推測できます。
つまり、夫婦のコミュにケーションが希薄だったのです。
いわゆるセックスレス。
そこに、タイミング悪く奥様の怒りが大噴火。
ご主人は大噴火しか記憶に残らず、右往左往。
ご主人自身は、大噴火の被害の大きさに目を向けていますが
奥様の大噴火の前から、そう言った原因が見え隠れしていたのかもしれません。
そこでMahouはご主人に質問してみました。
『浮気を疑われたことはありませんか?』
するとご主人はびっくりとした顔をして
「そういえば、、テーブルに座らせられた時に、そんなことも言っていました。」と言いました。
「子どもの送り迎えで、そんなことする時間なんてない」って答えました。
『なるほど!』
少し見えてきましたね。
快活な女性に惹かれたご主人の猛烈なアタックを経て、結婚した2人。
奥様は「愛されて」結婚したのでしょう。
順調に子どもも出来て、仕事もうまくいき、、、
とはいえ、気がつけば、子育て中心の生活の中で
いつの間にか『愛されている証拠』と思えていたご主人のアピールが少なくなる。
これをやって欲しい、と前のご主人だったら言わなくてもわかってくれていたのに
今のご主人の、自分がやって欲しいと思うことを、口に出して指示をしないとやってくれない。
さらに、夫婦のコミュニケーションも気がつけば2年近くない。。。
自分は、愛されていないのかもしれない。
だからこそ、子どもの教育に対して、自分の意向と受け入れて欲しいと
きつい口調で伝え、さらに
スキンシップの途絶えた理由は、他に女がいるのではないか?という疑惑を
持っている。。と?歪んだ話し合いへと、流れていってしまったのでは
ないでしょうか?
ご主人とゆっくりこの件に関して、タロットを交えて話し合い、
対策を練り、眉毛の下がった表情で困り顔のご主人は、そのまま帰路へ
つきました。
『うまく立て直せればいいのだけれど、、、』
Mahouは祈りました。
そんなご主人が半年後にまたいらっしゃいます。
続きます。
タロットMahou