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自分を疑え【大アルカナⅩⅠ 正義】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
2023年もあとわずか。
通常の鑑定は仕事納めです。
明日は最後に顧問先へのご挨拶をして、新年を迎えようと思います。
さて、2023年をMahou個人的に振り返りました。
毎年のことながら、平穏無事とは言いにくい精神の葛藤の多い年だったと思います。
俯瞰的に見れば、成長とはそう言うものだと言えますが
今年は特に、自分と自分以外の意識の違いを大いに見せつけられて、
1人勝手に苦悩したようです。
きっと今後も、同じような文章になる試練が続くのでしょうが、
パーセンテージとかの割合が変化していくのだろうと期待します。
年末に、大いなる課題がやってきました。
顧問先の社長から、会食に誘われて、聞いた衝撃の事実。。。
春過ぎに、社長がフラリと鑑定にやってきました。
体調が悪い、と言うことです。
一度心臓系のお病気をされていますので、ニトロを常備しています。
とある朝も、何気ない時間に、急にその前兆が身体に起こったそうです。
恐怖と戦う中、確か薬を持っていたはずだと、なんとか鞄の中から探り出し
口に含み、大事には至りませんでした。
もちろんすぐに病院に行き、薬を処方してもらいましたが、
気になるところがあったのでしょう。
その後Mahouの鑑定にいらしたんです。
その時の鑑定自体は
『お守りの薬があれば、大丈夫。恐怖の方が余計なものを引き寄せる』と
言うものだったと記憶しています。
その後、社長は家族を連れて実家に何日か帰省し、
地元の「拝み屋さん」にも帰省の挨拶に伺ったそうです。
その時は、挨拶のみで、(通常の知り合いの付き合い)済ませたそうですが
帰京後に、心配をしていた奥様が、地元に住んでいる弟に改めて拝み屋さんに
夫の相談(体調が悪いのが心配)を伝えてもらおうと頼んだそうです。
その後、約2週間、ご祈祷をしてもらい弟から返って来た言葉は
「悪い霊がついていたらしい」とのことでした。
夫婦は「やっぱり」と思ったとのこと。
体調不良が、症状は同じでも今までとは何か違うことを感じていたそうです。
再度帰省の時に、拝み屋さんへお礼のご挨拶に行き、詳細を聞こうと思うと、
「聞かない方がいいです」の一点張り。それでもなんとか聞き出すと
「とてもひどい状態の霊で顔の形がなかった」と言われたそうです。
実際御祈祷が終わった頃から、
ピタリと心臓の怪しい症状が出なくなったのは事実。
社長夫婦はくったくなく笑い話のように話します。
その話を聞きながら、眉を顰めるしかないMahou。
いえ、疑っているわけではないのです。
その祈祷師の方のお話は、何度も社長夫婦から聞いていますし、
なんなら会いに行く話まで出ています。
それよりも「何かしらの霊が憑依をしている」と言う事実。
あの時Mahouはそれを感じていたのか?
いや、おそらく感じていなかったと思われる。
感じていたかもしれないが、それはその社長がある意味羨望の眼差しで
周囲から見られる立場であり、そういった他人の念がまとわりつくことも想定内。
にも関わらず、体調不良を引き起こすまでの死霊生き霊に取り憑かれていて
気が付かない自分自身の能力の低さに、時が止まります。
『いつ、どこにいたのだだろう?』
鑑定時の記憶力のみずば抜けて良いMahouは、やる気スイッチを入れて、
その時の鑑定を映画のように思い出します。
あれやこれやをチェックしなおします。
『いや、どこにもそのような気配はない。。。
この気配のなさの中に死霊が隠れていたのか???』
死霊が生きている人の身体にダイレクトに影響を及ぼす、
しかも心臓を狙ってくるなどと言うことは、もの凄い悪のパワーを秘めていて、
『怨念』に近いものです。
『そんなものの気配を感じないとは。。。ぐぬぬぬ。。。』
鑑定活動をしているとですね。
年に数回、こうやって自分の力の無さを見せつけられる事態が起こります。
2023年最後の最後でダメ出しでしょう。
まだまだ未熟の証拠。
とはいえ、考察は続きます。
考えられるのは(現在のMahouの能力内で)
①Mahouの能力が足りていない
②鑑定場所に結界を張ってあるために、悪霊が部屋の中に入ってこれず
外で待機していた。
①は、もう致し方がない、明日からも今まで通り精進するのみ。
②は、その後のチェックが甘かったと言うこと。
鑑定時にお化けをつけて入室させないようにしているため、この結界を外すことはできない。
もちろん、今でも鑑定後相談者が自宅に帰った後の状態、と言うのもチェックをしているが、それが甘かったのであろう。
発作が出るか出ないか?でしかチェックをしていなかったと記憶している。
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「初心に帰れ!」と見えない存在から叱咤されたような気がします。
呼吸を深くし、感覚を研ぎ覚ませなければなりません。
慌ただしさのせいにして、心を無くすのは、まだまだ未熟である証拠。
この12月は何度心を無くしたか?
それでも駆け抜けた自分には、自分で労を労い、新年を迎えたいと思います。
思い通りに行くこともあれば、思い通りにいかないこともある。
人の感情を取り扱うなど、一番繊細で壊れやすいもの。
慎重かつ丁寧に、そしてスムーズに、その信念が人生に反映されるように
生きていきたいと願います。
導きの声を聞き取れるように、心を静めて行こうと思います。
タロットMahou