タイプライターのこと
小学校に上がるまえ、字を覚えたころにはすでに
事務をとり何やら帳面に書きつける自分の姿をうっとりと
想像しているようなこどもでした。
あまり、女の子っぽくないから人に話してもしょうがない
というようなことは身につけていましたが。
たくさんのが人間が、機械のようになってタイプを打ち
何かを揶揄するステレオタイプな映像などのことは、
ほおっておいて
タイプライターへのあこがれは未だに続いています。
好きだなと思うものを刺繍にしてブックカバーにしていますが
タイプライターもそのひとつです。
デヴィッド・スーシェの「名探偵ポアロ」にでてくる
ミス・レモンのタイプライターを打つ姿はあこがれ。
でも
ポアロさんの事務所のタイプライター自体はずいぶんと無骨。
まず、手回しのオルゴールぐらい大きいし。
(あのタイプライターがミスレモンの所有物でないことは
ポアロシリーズの「夢」で明らか)
いろいろ見ているうちわかってきたのは
私の好みは「CORONA」のものだなということです。
本体が黒いこと、金のロゴ、キーボードの感じ、サイズ感。
そうでもない時もあるのですが
昭和レトロな窓ガラスと椿の組み合わせにすることが多い
タイプライターのブックカバー。
今回はどうしようかな・・といっても上の下絵には
すでに椿を描き込んでいました。
さてどんなのができるか、できあがりましたら
こちらでご紹介させてください。
追記:できました20231108