シェア型書店でお店番
先日、いつも貸棚でお世話になっている
「ふうせんかずら」さんでお店番をさせていただきました。
無人&シェア型書店・・・端的に表していたのだな、この名詞。
少しご説明をさせていただきましょう。
この無人&シェア型書店「ふうせんかずら」さんというのは
奈良県奈良市のならまちという町の一画にある書店さん。
お客様視点でいうと、
この書店には、各棚にそれぞれ違う人が本を出品して
それを販売しています。
言い方を変えると、多くの人の本棚が集まって、
一つの書店ができあがっています。
お客様は気に入った本を購入できるわけですが
基本無人ですので、バーコードやクレジット決済での支払いになります。
IDを取得しないと入店できないというのは
そういう事情もあってのことかと思います。
この数分かかるID取得というのが心理的ハードルで
今度にしよう、うちで取得してからまた来ればいいかで
私自身ずいぶん月日を無駄にしたと反省しました。
(だけど無人というのが精神的ハードルをさげるという
こともあり得る、と私は強く思います)
そんな中、ひと月に数日ある、カギ解放デーは
お店番さんがいることで
IDを取得することなく
お店をのぞけるという、気の利いたシステムの一日。
私の番のときには
いつもの棚(本にまつわる雑貨を販売するものとして参加中)
だけでなく、別の机をお借りして、自作のブックカバーと何冊かの
書籍を販売しました。
古代~天平という自分なりのテーマで品ぞろえを試みたのも
挑戦として楽しかったものです。
お店番をしながら、次はアガサクリスティー特集だなと
心を決めていました。
上が前回(8月のワルツ)の続きの未完成のものですが
こういったものと書籍を組み合わせて、並べてみたいなと
思ったわけでして、
これこそ夢がひろがる~ってことでしょうか。
ただ製作はなかなかはかどらなくて、
来月には間に合わないので、あきらめてしまいました。
10月には、ぜひお店番に名乗りをあげて
アガサクリスティまたは、ミステリー特集を催したい。
といいましても、まほろんまあくのブックカバーの主軸は
販売サイト「minne」さんでの販売です。
ネット上で偶然にも、
これいいかもと思ってみていただけたら
どちらにしてもありがたい、ありがたい
(吉住さんぽく)
クリスティーしばりのブックカバーのできあがりを
よろしければまた
こちらでご紹介させてください。
完成しました