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ネコ氏登場

小さい頃からですが絵を描くとき、私の猫はとっても意地悪そうで

人前にだせるものではありませんでした。

完成度も魅力も全然及ばないけど あとになって

わちふぃーるどの猫を見たとき、あれ?こういう感じでもよかったのと

世界が広がった気持ちになりました。


免罪符のように言ってきましたが

ご朱印帳カバーの刺繍は庚申さんに決めているんですが

今回手水鉢から顔をのぞかせるネコ氏を加えました。

ブックカバーの専門なんだからそんなに時間を割くわけにいかないんだ

考えればよくわからない理屈ですが

少しだけ耳を傾けて

一歩踏み込んだ一枚です。

私にはなじみ深い、腹にいちもつある系のネコ氏。

好んでいただける方がいらっしゃったらと

おそるおそる差し出す気分でおりますです。