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お雑煮もちとクリスマスプディング

アガサ・クリスティの「クリスマス・プディングの冒険」を読むと

大阪のおばあちゃんちでの元旦を思い出します。


私の父方ルーツ(大阪)では、お雑煮のお餅の中にお金を入れます。

単純に入っていたらあたり、という喜びのイベントです。

一方、英国の文化ですと、「クリスマスプディング」

クリスマス用に(正月用にも別に作る)願いをこめて生地を混ぜ

指輪やコイン、ボタン・お裁縫の指ぬきを入れます。

それぞれのアイテムに、それぞれの意味はあるようですが

基本的に、大阪のお雑煮餅とプディング、

やりたいことは同じなんですよね。


BBCのポアロさんシリーズでは、「盗まれたロイヤルルビー」という

思い切ったタイトル変更をされて番組が作られています。

プディングをみんなで楽しむ場面は

私がいつか過ごした、大阪でのお正月を思い出すことができます。

このお話は、誰も死んだりしてないし

犯人以外には深い痛手を負ってもいなくて

全体を流れるほのぼのムードが好みのストーリーなのもいいんですよね。


ということで、「クリスマス・プディングの冒険」を題材に

ブックカバーを作り始めました。

年末にさしかかり、ペースが遅れてきていますが

できあがりましたら、またこちらでもご紹介させてください。

ラッキーフォーチュンを祈りつつ

作っちゃおうと思います。


追記:できました!

追追記:SOLD OUTありがとうございました。