失敗の原因をさぐる(ギブ)
同じ題材(モチーフという言葉が恥ずかしくて使えない)で
シリーズ化して作っているブックカバーがいくつかあります。
ポアロさんのハロウィーンパーティもそうですが(現在完売)
シリーズといっても同じものは作らないポリシーでやっています。
だから配色、刺繍の大きさ、バランス他、
初回と同じようなもので、うまくいく保証がないわけで
いいのができそう、という確信がもてるまで
少し憂鬱「も」味わいつつ、作っています。
(同時にドキドキ、おもしろさも味わっているのですが)
さきほど終えたブックカバー、上の写真です。失敗作。
パイロットが操縦かんをひきあげる感覚よろしく
せめてソフトランディングを目指しましたが
もうどうにもなりませんでした。
涙こそでませんが、こんな一日の終わり。
お酒を飲めるならあおりたい(飲めない体質でよかった)
ぐらいの敗北感が漂うわが体内であります。
誰かに話したいけど、こんな話面と向かってされても
たのしくないかなと思うしね。
こうしてここに吐き出させていただくことにしました。
全体の布の色に対して、内側(コーヒー染)が濃い色すぎた。
もちろん、濃い色を選んだのにも、目論見はあって
刺繍を白っぽい刺繍糸で統一したら、すごい素敵になるんじゃないか
と思ったのです。全然だった。
縁取ったり、他で補ったり色々したけどもうギブになりました。
途中でなげださず、仕上げたのはなかなかえらかったのではないか。
自分で使いながら、いつかこうすればよかったのか!と
ひらめく日を待つことにいたします。
できあがったものばかり、ご紹介するこのnoteですが
今日はこの完敗具合も、お焚き上げとして記録いたします。
あしたから、リベンジ。ポアロさんのハロウィーンパーティで
がんばります。