黄金郷～過去の記憶の物語が愛の物語に変わる時～父との思い出

花が本当に綺麗な季節です

水仙の丘

黄金郷

一面に広がる金色の花畑めぐりを

楽しみました

子どもの頃からなぜか黄色が大好きで

クレヨンも色鉛筆も黄色がすぐになくなるの

菜の花畑

菜の花畑は

父が好きな場所だったことを

突然思い出したの

父との思い出が走馬灯のように流れはじめて・・・

どうしてでしょう

衝突の思い出ばかりだった父との物語が

変わってゆく

まるで絵本の絵がぜんぶ消えて

新しい絵が描きこまれるみたいに

忘れていたあたたかい記憶が突然甦ったの

人はなにかにとらわれていると

真実が見えなくなるのね

菜の花

こころに花が咲く

頑なだったこころに光が差して

愛の花が開く

桜

こころのつぼみがぜんぶぜんぶ咲いた時

またあの

懐かしい黄金郷に還ることが出来るのでしょう

わたしの望みは

結局

それしかないような気がします