その人「らしさ」が写る=ポートレートはルール化できない
私は「ポートレート」と呼ばれる写真を撮るフォトグラファーとしてお仕事をしています。
主に、
新生児やベビー、キッズ、ママ、ご家族メインの「ママフォトグラファー」です。
最近ではiPhoneのカメラモードに「ポートレートモード」が出来て、この言葉がより身近になりました。
では、「ポートレート」って実際、何のことだろう。。。
私が開催しているカメラ初心者さん向けのフォト講座でこういう質問をすると、90%の方がこんな風に答えます
👇👇
・後ろがボケた写真??
たーしーかーにーーー😂!!
iPhoneだと、
これまでボケなかったスマホ写真が、ボケるようになりましたね。
これはすごい進化で画期的でした。だから大半の方が「ボケ感がある写真」をポートレートだと思っている方が多いみたい。
実際にGoogleさんで検索してみると・・・
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ポートレートとは?
肖像画や肖像写真の意味で、人物を主な被写体とした写真のことをいいます。
そう、「人物」を対象とした写真がポートレート。
ボケた写真。というイメージは、
被写体である「モデル=人」をより魅力的に写すために、、、
人以外の周りをボカして浮かび上がるように写すことが多いということからきています。
必ずしもボケている写真=ポートレートではありません。
「背景を意図してボカさない」というポートレートももちろんあるからね♡
では、人が写っていれば・・・全てポートレートと呼ぶのか?
履歴書などに添付する証明写真や、行事や旅行で撮る記録としての集合写真などは、ポートレートからは外れます。(理由はここでは割愛しますー)
いろいろな考え方があると思いますが、
私が思うポートレートとは・・・?
「被写体であるモデルさんと、フォトグラファーが、お互いを意識しながら、想いを共感し合いながら、一緒に創っていく作品のこと」を指します。
どちらか主体で一方通行に行われる撮影ではない
相手が気づかないうちに撮っている隠し撮りでもない
(時にわざとそういうコミュニケーションを選択する場面もありますが、撮影されていることをモデルさんは必ずわかっています)
コミュニケーションで関係を深めながら、一緒に創り上げるもの
だからどんな写真が撮れるのか、最初はわかりません。(←え?まじ?)
そのプロセスに絶対に欠かせない相手に合わせたコミュニケーションを常に意識しています。
それは、
妊婦さんでも、生後まもない新生児ちゃんでも、ベビーでも、キッズでも全て同じ。
私の撮るポートレートはそれが基本
よく、
新生児や赤ちゃん、話ができない年齢の子どもとどうやって撮るんですか?と聞かれますが・・・
コミュ二ケーション=「会話」だけじゃない・・・でしょ?
海外にいって、言葉がわからなくても、身振り手振りでどうにかして伝えようとしませんか?
一般的には難しい?とされる
話ができないお子様とのコミュニケーションは…
私自身が子育て真っ最中の
「ママ」だからむしろ超得意分野なのです。
ま、保育士や幼稚園の先生をしていたのも少しは役だっているかな、、
自粛前に、ご家族で撮影にきてくださったママが・・・
自粛期間中に、リモートで理論を学び・・・
自粛後に、カメラを持って一緒にポートレート撮影練習♪しました〜
はじめるタイミングは自分次第。
カメラって私にとっては、夢がいっぱい詰まったドラえもんの四次元ポケットのような存在なんだけれども・・・(笑)
使わなければ、
ただの冷たい機械の塊でしかない。
もったいない〜〜〜!!
撮るのが好きな人は、どんどん撮ろう♪
何もわからなくて、一歩踏み出せない人がいたら、Hatsuと一緒に一度撮ってみませんか?
一緒にカメラを楽しめる仲間が増えていくのが・・・なによりも最近幸せです。
技術やスキルだけじゃない。ポートレートを通じて、出会えるご縁に感謝しながら、これからも大好きな写真を撮り続けていきたいです。
Photo by Hatsu
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HatsuPhoto 齊藤初美
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