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のりたま交流団体戦

こんばんは!マホです!

今日は先月18日に行われた「クラブ内交流団体戦」の前半戦について、

ちょっとした感想を書こうかなって思います。

まず、この団体戦は、出場する25人の会員が5人1組のチームを作って総当たり戦を行う大規模な棋戦です。オーダーについて「デフォルトのオーダー票を基準に対局者の前後の数字枠のみ移動することができるものとする」という規定があるので、組合せは8パターンということになりますね。

ちなみに、マホがいる「花のJC5人組」はマホの他に、落花生、もりっく、やまかず、なおきという居振、攻受のバランスが取れたチーム編成です。

1戦目 vs チーム筋違い角

1局目の相手はメンバーに振り飛車党が1人もいないチーム筋違い角。

新加入のto-sinさんや、余り例会等でお見かけすることのなかったyasunaoさんがいる謎みの深いチームです。

こちらのオーダーは3-4を入れ替えた「マホ、落花生、やまかず、もりっく、なおき」に対し、相手は1-2、3-4を入れ替えた「やすなお、ゆーげん、to-sin、ろぶろい、ぞのみ」という編成。3-4を互いに入れ替えたため、正順での当たりになっていますね。

こちらとしても、マホと落花生を入れ替えるかどうかは難しい問題でした。なんと言ってもマホのチームの強みはのりたま名人経験者の2枚看板、YHとかいう危ない人を除けば2勝をもぎとる可能性がそれなりにあります。

相手が1-2を入れ替える可能性は低くないとは考えていましたが、いずれにせよ勝ち目があると踏んで変更はしませんでした。

マホは初顔合わせのやすなおさんに対し、伝家の宝刀とも言える四間飛車穴熊を採用し、玉頭での防戦という得意型に持ち込んだことで勝利を収めることが出来ました。事前に棋譜はかなり読み込んでいたのですが、下手に角換わりを受けるより見込みがあると踏んでの選択だったです。

しかし、チームとしては、もりっくが勝利を収めたものの、残りを落とし2-3での敗北となりました。組合せ的にはここが一番勝ち目があるのでは、とか思っていたので残念です。

一応言及すると、勝ち目というのはチームの総合力ではなく、あくまでメンバーの組合せによる想定勝ちパターンを判断しての評価です。最高Rだけを基準に考えるならば、今回の団体戦の組合せは1、2と3,4と5といった具合に分けられます。そしてその3つは三つ巴の構図になっているのですが…これは戦術の話になってくるので今回はお話しません。

敗れてしまったものの、何とか2勝出来たマホたちは、1時間後の対局に備えることとなりました。


2戦目 vs katta

2戦目に相手するkattaは、事前の予想で厳しい戦いになることを想定していたチームです。つまり、正順でぶつかってマホと落花生が共に敗れる可能性が最も高いのがこのチームですので、オーダーがより重要と言えます。

マホの考えとして、相手が1-2を入れ替える可能性は低いと考えていました。正直、ここはどちらがどう当たっても勝率がそこまで変わるとは考えにくいですし、2枠目にオールラウンダーが並んでいるので、戦型での損得もないからです。

そんな中で、マホたちは「マホ、もりっく、落花生、なおき、やまかず」という布陣を敷きました。

今回最も避けるべきはマホと落花生の共倒れであるため、落花生を中堅に持ってくるのは合理的な判断と言えるでしょう。それは相手にも言えることですが、正順で当たって負けるのは仕方がないので、入れ替えは妥当と言えます。

次に、やまかずさんとなおきさんですが、ここは相手チームが「兜、ののの、ピッピ」と棋風が相当に異なる組合せなので、誰をどう当てるかは重要な事でした。結果として、やまかずさんがピッピちゃんをよく知っている+のののさんにリーグ戦で敗れていること、なおきさんを相研で一緒にしている面子に当てられることを理由に入れ替えを決断しました。

結論として、相手は「あるび、たがわ、兜、ののの、ピッピ」と入替え無しを選択しましたので、こちらの思惑が当てはまった事となり、これで負けたら仕方ないと思える試合でした。12345に対して13254をぶつけるということは、2と4は優位に、3と5は不利に立つということであり、必然的に1の勝敗が重要になるということですが、マホとしてはそれこそ望むべきことです。

あるびさんとの対局は予想通りの対抗型でしたが、右の金銀を中央に集中させる形、中央の厚みを相手銀冠の攻略に活かす形というのは、マホがシステム化している対三間穴熊において非常に珍しいものでした。終盤の緩みは少し気になりますが、この対局は、穴熊が穴熊であることを証明すれば穴熊が勝つという常識に基づき、鋭い攻めを魅せられた快心譜です。

チームとしては落花生とやまかずさんが勝ったことで3-2の勝利となりました。もりっくが必勝形に近い形までたがわさんを追い詰めたことも特筆すべきことだと思います。思ったより強いんですね。


というわけで、1日目の結果はチームとして1勝1敗、個人成績も5勝5敗という完全な五分で終えました。マホは2連勝で一応役割は果たせた感じです。オーダーに制約があるので選択肢が少ないのですが、基本的にはマホが勝つことを前提とした作戦を建てているので、一先ず安堵といったところでしょうか。

今月末の大会2日目は、唯一無敗のチーム白黒と、マホ達が敗れた筋違い角相手に5戦全勝をやってのけたチーム振り飛車党とhhesseが相手です。一応自力優勝の目が残されているマホたちとしては、第3戦に勝ち、悪しき白黒に正義の鉄槌を食らわしたい考えです。


という訳で今回はこの辺で。普段以上にメモ帳程度のなぐり書きなので、今回は読みづらいな!って思うかもですが、勘弁してくださいまほ。


では、おやすまほ




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