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子宮頸部中度異形成と診断された私の半年間

ご無沙汰しております。
最近、マインドノート兼日記みたいなものを
始めました。
大学3年生20歳のMahoです。

タイトルが小難しい名前ですね笑
先日、「子宮頸部中等度異形成」という病名で
「円錐切除術」という手術を受けました。
この、手術までの半年間の流れを
まとめてみました。
子宮頸がん検診についても触れているので、
検診を受けようか迷っている人にも
読んでもらいたいです。
手術については、また次の記事でお話しします。

不正出血

半年前から生理期間外の
血の混ざったようなおりものが出る
不正出血に悩んでいました。
これまでも、何度か、おりもの検査を
受けていたのですが、
特に大きな問題はなかったので、
それほど深刻に考えていませんでした。
しかし、不正出血は今までになかったので、"一応"
子宮頸がん検診も受けることにしたのです。
ちなみに、私はHPVワクチン未接種でした。
平成9年度〜令和9年度生まれの女性は
HPVワクチンの接種が推奨されていませんでした。

子宮頸がん検診とは

がんができる場所の細胞を直接採取して確認する検査です。

子宮頸がん検診は細胞診とHPV検査の2種類あり、
子宮の入り口部分の表面を、やわらかいヘラやブラシで軽くこすって
細胞を採取して調べます。

細胞診は、採取した細胞を顕微鏡で調べ、がん細胞など異常な細胞が
ないかを調べる検査です。
HPV検査は、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しているかどうかを調べる検査です。

"もっと知りたい子宮頸がん予防” https://www.shikyukeigan-yobo.jp/screening/

この検査は、生理中はできないので
ご自身の生理周期に合わせて、予約してください!

子宮頸がん

子宮頸がん検診の流れ

  1. 問診票の記入

  2. 診察

  3. 検診

  下着を脱いで内診台に上がります。
  内診台が傾くとき、ジェットコースターに
  乗ってる気分になりませんか?笑
  内診台には何度も乗りましたが、
  何回乗っても、やっぱり恥ずかしいです。
  子宮頸部の状態を見て確認し、お医者様は
  指を入れて子宮の形を確認しているみたいです。
  内診されている時は気づきませんでした。
4. 柔らかいブラシで子宮の入口部分を擦って細胞を採取する
 私は、ほとんど痛みが無くすぐに終わりました!
5. 検査結果
 2週間ほどで結果がわかります。

私の検査結果

写真のような形で、検査結果を
説明していただきました。
アルファベットが多くて難しいですよね。
簡単にいうと、子宮頸がん検診では
精密検査が必要なのか、そうでないのか
ふるいにかけられるわけなのですが、
私は精密検査が必要だと診断されたわけなのですね。
ここでは、LSILのHPV感染/軽度異形成だと
わかりました。
そのため、すぐに先生に大きな病院への紹介状を
書いていただきました。

精密検査

大きな病院に物心ついてから初めてお邪魔しました。
子供の頃は親がいましたが、
一人で行く大きな病院はとっても緊張しました。
まず、システムが全然わからなかったです。

この、精密検査の名前ですが、正式には
コルポスコピー(腟拡大鏡診)・組織診
というそうです。
コルポスコピーでは、コルポスコープと呼ばれる
拡大鏡を使って子宮頸部を拡大して観察します。
組織診では、病変が疑われる部分の組織を
採取します。
これが、怖かった😭
子宮の頸部なので、そこまで痛みを感じる部位ではないのですが、ハサミのようなものを入れられ
ブチっとされるんですよ!
何されてるのか全く見えないのでよくわからない
上に怖かったです。

精密検査の結果

結果、私は「中度異形成」。
3ヶ月の定期検診が必要になりました。
この結果、軽度・中度・高度・がんの4段階あるのですが、私は、高度寄りの中度ということでした。
子宮頸部異形成とは、簡単に言えばがんの前段階(前がん病変)です。
がんではないので、軽度・中度であれば自然治癒もあり得るとお医者様はおしゃっていました。
が、私は信じてませんでした。
なんとなく、「これは治らない気がする」という
勘がありました。

3ヶ月検診・結果

私の勘は、的中でした。
結果は変わっていませんでした。
また、HPV16と52の型に感染している
ことがわかりました。
16型は特に子宮頸がんになるリスクが高いものだそうです。
先生からは
「このまま経過観察していっても、進行していくから今の段階で手術して病変部分を切除した方がいいかもしれない」
とお伝えいただいたので手術をすることにしました。

不安な半年間・女性の皆様へ

あまりにも、長くなってしまったため、
ひとまずここで振り返らせていただきます。
私にとって、手術までのこの半年間
本当に不安でいっぱいでした。
正直に言ってしまえば、自業自得だなと
思う節もあります。原因にはなんとなく、
見当がついています。こんなこと、
親には口が裂けても言えませんが。
しかし、国がきちんとHPVワクチンを推奨して
中高生(処女)のうちにワクチンを打っておけば
こんなことにならなくて済んだのではないかと、
自分の過ちを認めたくなくて、思い出したくなくて
心の中で国を責めました。
検診の帰りは、すごく落ち込みました。
結果を聞いて泣きそうになりました。
女性の皆さんには、無駄に抱える必要のない
不安を抱いてほしくありません。
どうか、その一瞬の欲に甘えず、相手の力に負けず
自分の身を守ることを貫いて欲しいです。
その一時の欲を満たすことより、自分の健康を守ることの方がよっぽど長期的に得をします。
そして、少しでも体に異変を感じたら
病院に迷わず行って欲しいです。
特に、婦人科系に関するものはすぐに。
行って損はありません。
もし、婦人科に行くことに不安を抱いているなら、
その不安はいりませんよ。
勇気を出して行ってみて欲しいです。
しかし、中にはひどい産婦人科医もいるみたいなので、口コミをよく見てお医者様を選びましょう!

長い文を読んでくださり、
ありがとうございました。
次に、手術編をお送りいたします🩵



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