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見失いがちな大切なこと〜純真さの輝き〜

今日は皆さまに、少しだけ、心の内側を見つめるお話をさせてください。

かつて子どもだった頃、世界はなんて輝いて見えたでしょう。
道端に咲く花、空を舞う鳥、すべてが新鮮で、心を躍らせるものでした。

あの頃、私たちは、疑うことを知りませんでした。
誰かの言葉に耳を傾け、教えられた通りにしようと、日々一生懸命でした。

「ありがとう」「ごめんなさい」
-- その言葉は、澄み切った心の泉から、自然と湧き上がるものでしたね。

ところが、大人になるにつれ様々な経験を通して、私たちはいつしか、純真さを失い、心の扉を閉ざしてしまうことがあるのではないでしょうか。

自分のことばかりで、周りの人の痛みや悲しみが見えなくなってしまったり。
疑い深くなり、人の言葉の裏を読もうとしたり
自分だけでなく、他者の悪いところがどうしても気になって、眉間にしわを寄せ、口角を下げて、不機嫌な顔ばかりしていませんか?

例えば、私も先日、街を歩いてる時に色々な思考で自分の表情がいつの間にか固くなっていることに気づきました。思えば子供の頃は、今をありのまま楽しみ、友達とのゲームや夕ご飯、季節のイベントなど楽しいことばかりが頭に思い浮かんでいたものです。
このことを思い出し、心が温かくなり、自分も子供のようにもっと良い物に目を向けなければと感じました。


たとえ、大人になっても、私たちの心には、あの頃の純粋な光が、確かに灯り続けています。

ほんの少し、立ち止まって、自身の内側に耳を傾けてみてください。

「あの頃の私は、どんなことを楽しみにしてただろう?」
「この言葉を放つと相手はどんな気持ちになるだろう?」
「周りの人の素敵な部分を見つめ、心から応援できているかしら?」

ふとトゲトゲとした言葉や態度が表に出そうな時、自問自答することで、心の奥底に眠る、あの頃の光が、美しくまた輝き出すはずです。

そして、私たち一人ひとりの心が、温かい光で満たされるとき世界は、もっと優しく、愛に満ちた場所になるでしょう。

どうか、そのことを忘れずに、日々を歩んでいきましょう。

あなたの心がいつまでも平穏でありますように。

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