修学旅行の写真が見られなかった理由
支援学級に通う次男しんちゃん。
7月に行った修学旅行の写真注文締め切りは、明日でした。
オンラインで注文できるのですが、
1ヶ月以上前にパスコードなど書かれたお知らせをもらっていたにも関わらず、
締め切り前日になりました。
理由は自分でもわかってます。
『1人ぼっちでいるんじゃないか』
『緊張して固い表情でいるんじゃないか』
当日は張り切って行って、
楽しかった!と帰ってきたけど、
小6の同級生と言葉や理解度の面を考えても、
どれだけ渡り合えたのかはわからない。
ものすごく、がんばったに違いない。
それは容易に相続ついたから、
その様子が写真から見えるに決まってるから、
辛くて見れなかった。
でもしんちゃんにとっては思い出だから、
後から写真を見て懐かしむかもしれない。
思い切ってログインして、
たくさんの笑顔の子どもたちの中に、
しんちゃんを見つけた。
他の子より頭一つ分小さくて、
体型も幼い。
予想通りもあり、
予想外もあった。
でも多くは笑顔でピースして写ってた。
部屋でみんなとゴロンとしてる様子や、
同じ部屋の子どもたちと肩を組んで写ってる写真もあって、
涙がでた。
きっと同じ班の子が優しくって、
声をかけてくれたんだろう。
集合写真は案の定くたびれた顔だった。
昔から、やたら待たされる集合写真が苦手だった。
長男の時はとにかく写ってるのは全部買ったけど、
しんちゃんのは選んだ。
それが私の、精一杯だった。
みんなと同じように行動するのは苦手だし、
難しい解説もわからない。
日光の歴史も興味ない。
待つのは苦手。
我慢しなきゃいけないことだらけ。
それでもしんちゃんは、
自分なりにみんなといたかったんだと思う。
先生が付き添ってたとしても、
参加したかったんだと思う。
その葛藤が滲み出ていた写真たち。
がんばったね。
本当によく頑張ったね。