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【留学で英語は伸びる】だが、肝心なのは環境選び。

こんにちは!Mahoです。

留学というと様々な目的が考えられますが、
大多数の方はまず「英語(またはその他外国語)」ではないかと思います。


ただこれを現実的に考えた時に、
多くの人が留学をするか否か迷っている際に抱く疑問として以下が挙げられます。

  1. 金額に見合った成長ができるのか。

  2. 日本で英語の授業を受けたり英会話に通うのと違いはあるのか。


結論からいうと、留学で英語は伸びます。

しかし、(最低限の努力が必要なのは当然のことなので省きますが)
留学先としてどのような環境を選ぶかが重要です。


留学先について調べるときは、
カリキュラムや授業内容ももちろん決定要因に含まれますが、
それよりも
「そのコースはどのような環境下に置かれているのか」に注目しましょう。

というのも、
私は日本の大学に在学していた際に、夏休み期間のみのオーストラリア語学留学に参加したのですが、
この【1ヶ月語学留学】と、現在進行形の【留学の1ヶ月目】という同じ期間で、
私の英語の伸び具合には大きな違いがありました。

オーストラリア留学では、1ヶ月間ホームステイをしながら大学で週5日間、
現地の先生の英語の授業を受けました。
今回のイギリス留学では、学生寮で生活をしながら週4-5日間、
現地の先生の授業を、他の国からの留学生と一緒に受けています。

2つ違いを挙げるならば、
滞在先が前者はホームステイ、後者は学生寮、
また、前者は語学留学なので英語の授業が中心、
後者は英語はもちろんのこと学問スキル全体を伸ばすための授業だという点です。


しかし、これらの違いがたった1ヶ月で私の英語力に影響するような大きな決定要因を持つとは思えません。


では、何が成長具合の差を生んだのでしょうか?



先ほども述べたように、留学での英語力向上に関して、環境が要です。


私のオーストラリアとイギリスでの学習環境において何が違ったかというと、
オーストラリアでは生徒が全員日本人だった、
一方でイギリスでは生徒が多国籍だった、という点です。

クラスメイトが日本人だと言っても、もちろん授業中は全て英語です。
ホームステイだったのでホストファミリーとも毎日英語で会話し、
ホストシスターと遊んだり家族と出かけたりもしました。


しかし、ふとオーストラリア留学を振り返ると、
全くと言っていいほど自分の英語に成長を感じられませんでした。

よくよく考えてみれば、
ただ授業で教わった英語をその授業内で使い、
ホストファミリーとは自分か知っている中学生レベルのシンプルな英語で会話し、
何より、休憩時間には日本人と日本語で話していました。


一方で、イギリス留学を始めてから、
「留学で肝心なのは海外で英語の授業を受けることではなく、
自分が今、海外にいるということ」
を実感しました。
たったの2−3週間で、
これまでと比べて格段に早く単語が覚えられていることに気づいたのです。

成長というのはなかなか自覚しにくいものですが、
1ヶ月目で確実に覚えが良くなっていると感じました。
心当たりのある要因が2つあります。


1つ目はやはり、朝起きてから寝るまでが全て英語だということです。
周りに頼れる日本人がいない留学では、極端な言い方をすれば、
英語でなければ生きていけない状況に置かれます。
勉強面に限らず、友達と教室に向かいながら昨日会ったことを話すのも英語、
帰りながら課題の多さにクラスメイトと文句を言うのも英語、
夜みんなでマリオパーティで遊ぶのも英語。

日本で単語帳を開いているときや授業を受けているときは
「ああこの言葉はこういう意味なんだな〜」と頭の中で考えて
ただひたすらに覚えようとしていましたが、
今回の留学を始めてからは、今やっていること、実際に起きている現象について
五感で感じながら英語を発し、聞くようになったからか、
単語がスッと入ってくるようになりました。


2つ目は、いろいろな人の口癖に触れられると言うことです。
これについては、渡航するまで気づいたことがなく私的には面白い発見だったので次の投稿で詳しく書きます。
(すでに沢山の人が活用していて紹介もしているかもしれませんが、、^^;)

1ヶ月で自分に変化を感じたのは私自身も驚きましたが、
実際これらの要因のおかげか、単語の意味を調べる回数が一気に減りました。


「イマージョン教育(Immersion Education)」と言う教育法があります。
これは、学びたい言語を使う環境にどっぷり浸かって言語を習得する方法のことを指します。
日本語で育てられ、日本語で国語、数学、理科、社会、英語を学び、
日本語を使って生活することで、知っている言葉が増えていくのと同じようなことです。

一見すると留学は究極のイマージョン教育に思えますが、
実際は留学にも様々な形があります。
ここまで読んでくださった方はわかると思いますが、私の場合、
オーストラリアでの1ヶ月留学は英語圏にいるものの日本語を使える環境だったという点でイマージョンではなく、
イギリス留学の1ヶ月目こそリアルなイマージョン教育の結果だったのではないかと思います。

オーストラリア留学のプログラムに参加したことの後悔はしていません。
1ヶ月で留学体験ができ、現地の人と生活する経験もできました。
また、普段英語を教えている理解力のある先生ではなく、完全なネイティブと、
自分の語学力でどれだけコミュニケーションが取れるのか知ることができました。

しかし、現在留学先を迷っている人や留学を考えている人は、
一度日本人留学生がどれほどいるのか調べてみることをお勧めします。
確かに日本人がいると安心感は格別です。

でも、留学の質をより良くしたいのなら、
日本人留学生が少ない留学先を選びましょう。
自分の語学力で日本人の少ない場所に行くのが不安でも大丈夫。
今後の投稿で、私が実際に利用したすごくおすすめできる進路を紹介します。

日本の大学のカリキュラムに留学が組み込まれていることもよくあり魅力的に思えますが、
その場合は学部生がまとまって同じ場所に滞在するのか、または散らばるのか、
いかに日本語を避けて留学できるかに着目してみると良いかもしれません。


(参考までに、、)
人気の留学先はやはり都市部(イギリスではロンドン、カナダではバンクーバー、オーストラリアではシドニーやブリスベンなどなど)ですが、
郊外や田舎を選ぶと日本人が少ない場で英語がのばせる上に、
中心地ほどお金がかからないと思います:)


ここまで読んでいただきありがとうございます!
次回は私の留学中のおすすめ英語力向上法、口癖について書く予定です。


Maho

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