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独学でデザイナーを目指す学生が、就活でつまずいたこと。それを乗り越えるためにやったこと。


この記事は「ReDesigner for Student 後輩に贈るデザイナー就活応援Advent Calendar 2024」の12日目です🎁


みなさん、こんにちは!

青山学院大学 地球社会共生学部 4年のまほと申します。
独学でデザインを勉強し、来年春からUI/UXデザイナーとして働かせていただくことになりました☘️

今回は
「独学でデザイナーを目指す学生が、
 就活でつまずいたこと。
   それを乗り越えるためにやったこと」

をお話したいと思います。

このアドベントカレンダーは、去年自分が就活生だった時にとても元気をもらえた企画だったので、この度参加できて本当に嬉しいです。
お誘いいただいた森内さん、本当にありがとうございます☺️

今回伝えたいことがありすぎて、非常にボリューミーになってしまいました。(ちょっと長すぎると思います、、😅)
目次から、気になるところに飛んでみてください!

今回お話しすることがみなさんに少しでも参考になれば嬉しいです!


1つ目

サマーインターンのポートフォリオ選考で落ちまくり😇

デザインに興味を持ち、大学2年生で半年間スクールに通い、ウェブデザインの勉強をしました。スクールでの成果を元に大学3年生の5月、6月に初めてポートフォリオを作りました。
サマーインターンに参加するため企業さんに合計10社ほど提出しましたが、結局参加できたのは1社。。

心の中:
え、せっかくスクール通って学んだのに全然ダメじゃん。ポートフォリオをどの部分がダメなのか教えてほしいよ、、

➡ ダメな理由を知るために自分から動く🏃‍♀️

・企業さんのポートフォリオ講座を応募しまくる
講座では、ポートフォリオを作るコツを教えてくれたり、
デザイナーさんから直接、自分のポートフォリオのフィードバックをもらえる。
・選考理由を教えてくれる企業さんの募集にたくさん応募

使えるものは全部使っていこうの精神


2つ目

唯一参加できたインターンで、自分のスキルの乏しさを嫌というほど思い知らされた😇

このインターンでは、初めて他の人と関わりながらデザインをしたり、初めてUI/UXデザインに触れたりと、すべてが初めての経験でした。
最終日に最終成果物を全体に向けて発表して、他の学生とのレベルの違いを実感しました。
帰宅後、あまりの悔しさに号泣。。。

心の中:
こんなにつらいなら、デザイナーになるのやめようかな、、
でもここでやめたら、ただできない人のままで終わる。
それはめっちゃ嫌だ。見返してやる!

➡ 休養した💤

まず休みました。
友達と会ったり好きなことをしたり、一回デザインから離れました。
その時、ハンドメイドマーケットが開催されていて、ふらっと立ち寄ったらすごい楽しくて、ついつい長居してしまいました。
出展者の方とお話して、ものづくりを純粋に楽しんでいる方と出会い、とても楽しい時間を過ごしました。

離れてみて、離れられないと思った。

➡ インターンの成果物をブラッシュアップ😤

インターンで指摘されたことを一旦、自分の中でかみ砕いて整理して、ブラッシュアップに取り掛かりました。
インターンでUI/UXに興味を持ったので、UI/UXデザインを書籍で学びながら作品を作り直しました。

学びをすぐ実践に移す。

➡ 色々な方にデザインを見てもらう

指摘されることは自分で気づけない視点が多く、めちゃめちゃ参考になるので、色々な企業さんのデザイナーさんや森内さんに定期的に見てもらっていました。
ただし、全部の意見を鵜呑みにはしませんでした。
他の人がどう言おうと自分のポートフォリオは自分のものなので、自分でしっかり納得してから参考にしていました。

指摘された箇所をすべて直しても受かるとは限らないし、面接でも聞かれるのは「どう考えてこのようにデザインしましたか」と制作の背景を聞かれるため。

例えば、
・複数の人に同じように指摘された箇所はすぐに直すべき。
・カテゴライズ(リサーチが足りないのか、伝え方が悪いのか、アウトプットが悪いのか)して、重要度が高い順に直す。

➡ ブラッシュアップはこまめに期限を設ける

こだわるとすごく時間がかかってしまい永遠に終わらないので、こまめに期限を設けていました。
例えば、
・インターンの選考期限に合わせる。
 直した部分が評価されるかを試してみました。
・面談の時間を自ら設定して期限を作る。
 定期的に見て頂ける人がいる人は、次に面談ないし会う日を先に決めて、そこまでに終わらせられるようにする。

ちなみに、私は森内さんに定期的に見て頂き、
合計5.6回くらい面談して頂きました。
本当にありがとうございます。お世話になりました。


3つ目

ポートフォリオは以前よりかなり評価されるようになったが、面接がダメダメ😇

元々、サマーインターンの面接でも「自分はあんまり得意じゃないんだな~」と思っていました。
緊張しすぎて、質問されたことを忘れたり、質問からずれて回答したり、顔がこわばったりと、散々でした。。。
最初はとりあえずデザイナーになりたいという気持ちだけで動いていたので、「どの企業で働きたい」とか「この企業のここがいい」とかが明確じゃありませんでした。

心の中:
とても言い方悪いですが、どこも同じに見えるな、、

➡ リデザイナーのオンライン合説は絶対参加する

どこで働きたいかは分からないけど、知るに越したことはないと考え、オンライン合説に欠かさず参加していました。
「平日の19時とかに、デザイナーを志望する学生がこんなにいるんだ!もっと頑張らなきゃ」とモチベーションにもなりました。
(私の周りにはデザイナー志望の学生が全くいなかったので、刺激にもなりました)


➡ 少しでも興味を持ったら、色々な企業さんと接点を持つ!

リデザイナーでスカウトなどが来たら100%承諾して、とりあえず面談をしていました。
説明会だと一方的な説明で終わってしまいますが、面談だと対話ベースなので、よりフランクに自分の聞きたいことを聞けたり、その企業のまた違った一面を知ることが出来たりして、メリットは結構あると思います。

➡ 縁があって面接することになった企業さんの共感ポイントを探る(企業分析)📝

ただ企業さんのホームページを読んでいるだけでは、思ったほど頭に入ってなくてせっかく企業のことを調べたのに、面接で生かせないことがありました。
そのとき、この記事に出会いました(面接の1.2週間前におすすめ)。

この記事を参考に、ノートに企業理念・ビジョン、事業内容、社員さんの発信などをまとめて、自分の共感できるポイントに印をつけていました。
赤ペンで共感ポイントに、青ペンで疑問点にアンダーラインを引いて、理由もまとめました。
→こうすると、企業と自分の接触点が増え、面接の逆質問に生かせました。

➡ 己を知る、自己分析を工夫する🫥

12月くらいになると自己分析を工夫するようになりました。
今回はその内の1つをご紹介します。
 
今知っている企業の中で、良い企業、普通な企業、嫌な企業をグルーピングするという方法です。

①こんなように分けて、丸い円の中に企業名をいれていく。

12月に入り、自分は企業から選ばれる側だけではなく、選ぶ側でもあると思うようになり、企業さんを自分目線で評価するようになりました。
今までかなりのたくさんの企業さんと接触してきたので、それから得た情報を元に「自分はどんな企業に入りたいのか」を考えました。

②企業を分類したら、理由を書き出す。
青い丸は良いところ、グレーの丸は悪いところのように分ける。
③その後、項目ごとに整理して、就活の軸に落とし込む。
(去年こんな風にやってました。)

自己分析というと自分は何をすればよいのか、イメージできなかったので、色んな企業のデザイナーさんや採用担当の方に相談してこの方法を知りました。自分には合ってたので、もしよかったら参考にしてみてください!

➡ 本番の面接を練習として扱う

面接は場数を踏むのが手っ取り早いので、とりあえず縁があった企業さんの面接には参加していました。
インターンや本選考の面接をした後すぐに、質問されたこと・それに対して回答したことをすぐに書き留めるようにしていました。

自分もこれをするのはめちゃめちゃ嫌でした、、
自分が面接している姿なんて、もうすぐに忘れたくて、考えないようにしていました。
でも、これはめっちゃ大事なんです。
その場で書き留めることで、次に生かせますし、書き留めているうちに次はこうしようと思えてくるので、面接に対する漠然とした不安が少しずつ消えていきます。

メモしたことを元に、自分のだけの面接回答集を作っていました。
これは丸暗記するためではなく、
「自分はこれだけ頑張ったんだ、かかってこい」と自信をつけるためです。

Youtuberのひろさんチャンネルの「面接想定回答集」を参考にしていました。

これはデザイナー就活向けではないですが、よく聞かれる質問がまとめられていて、どう回答すべきかについての参考動画もついているのでとてもおすすめ!!
私はこれに「デザイナー職の面接でよく聞かれる質問」、「私によく聞かれる質問」を追加して、最強の面接対策集を作っていました。


最後に

以上のように、毎日を駆け抜けていたら、いつの間にか就活が終わっていました。

今回は私が就活でつまずいたこと、それを乗り越えるためにやったことをお伝えしました。
独学でデザイナーを目指すのは大変ですが、
どうかお体を大切にして頑張ってください。
陰ながら応援しています!☺️

最近見返してハマった、テレビドラマ「JIN-仁-」の印象に残った言葉を最後に。

神様は乗り越えられる試練しか与えない

日曜劇場「JINー仁ー」にて


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