【短歌】 最強戦 無風の中に 火を灯す 熱き願いを 真の舞台に
遅めの晩酌。
今日は湯豆腐をつまみに、軽く一杯。
小鍋で温めた豆腐に、ポン酢をひとたらし。
湯気の立つ豆腐を箸でつまみ、口に運ぶと、じんわりと温かさが広がる。
秋の夜にちょうどいい。
ふとスマホに目をやると、彼のnoteが更新されていた。
最強戦への出場を目指して、20日間続けてきた投稿の、今日が最後の記事だ。
毎日続けることは、想像以上にエネルギーのいることだ。
そんな彼の姿勢に心が動かされる。
何かを変えようとする人の姿はやはり心に響くものだ。
ただ「頑張ってほしい」だけじゃない。最強戦の舞台で、彼がどんな麻雀を打つのかを見たくなってきた。
日々を淡々と過ごしている自分にも、その熱がじんわり伝わってくる。
俺の投票権は決まりだな。
杯を空けて、ふと席を立つ。
そろそろいつもの雀荘に向かおう。
少しだけ気持ちを引き締めて、じっくりと打ってみたい気分だ。
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