🅼 多面待ち 華麗にツモり 倍満の キメ顔残す 雀王の夜 【Mリーグ 2024.11.15】
金曜の夜、缶ビールを片手にMリーグを観ていた。
部屋の中が少し冷えるので、近くに脱ぎ捨ててあったパーカーを拾って羽織る。
適当に丸めてあったせいで皺が目立つけど、そんなことを気にしていたらのMリーグが2試合目が始まった。
今夜は特別感がある試合だ。
日本プロ麻雀協会所属の4人が揃った協会卓。
仲林が「今期唯一」とツイートしていたがそれで実現したのだろうか。
言われてみれば確かに珍しい組み合わせだ。
こういう背景があると、普段以上に期待感が膨らむ。
試合開始直後、東1局で早速仲林が炸裂した。
倍満4000・8000のツモ。多面待ちから最高目の🀝をあっさり引き当てる姿は、見ていて爽快だ。
一方で、堀のダマテンも悪くなかった。
けれど、結果的には仲林のツモに勝てなかった。
こういう局面を見るたび、「運が味方すれば勝てる」という麻雀の残酷さを感じる。
でも本当に運だけかというと、そうでもない気がする。
待ちの組み方、タイミング、そして迷いのない打牌――そういった小さな技術が積み重なって、この結果を引き寄せているのだろう。
堀の冷静な表情が、その無念さをなんとなく物語っている。
試合が進むにつれて、勝敗はじわじわと決まっていった。
仲林は順調にポイントを伸ばし、結局ぶっちぎりのトップ。
試合終了後、卓に残ったままの仲林がカメラに向けてキメ顔を放つ。
鋭い目線に、微動だにしない表情。
THE キメ顔 -Signature Look-
“Stop Looking at Me”
画面越しにこちらを見ているような視線に、「こっち見んな」と心の中でツッコむ。
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