ウマの大小と積極性
『ウマの大小と素点』では、小さいウマだと1半荘だけ突出して良ければ有利になってしまうので、私が提案する麻雀の新ルールはウマがやや大きめのモンド杯ルールを下敷きにしたと書きました。
しかしRMUの「+15 / +5 / -5 / -15」のような小さいウマにも一定のメリットというか、(競技)麻雀が楽しくなる特徴はあります。
ウマが小さい=相対的に素点が重要なので、トップに立ったとしてもすぐ守りに入るのではなく、もっと稼ごうと積極的になります。また、順位逆転できないラスでも素点回復をすることに大きな意味がありますから、やはり積極的になる。
打ち手が積極的にぶつかり合うのはやっていても見ていても楽しいものですから、小さいウマにもいいところはあります。
とはいえ、『ウマの大小と素点』で書いたようないびつさはどうしてもあります。積極性は他の手段で達成したほうがいいと思いますし、順位を守ろうとすることにも技術の見せ所はあるでしょうから、何でもかんでも積極的になるようにルールを設定すればいいわけではないように思います。
ということで、私が提案する麻雀の新ルールではドラを増やすことで積極性を担保し、ウマは大きくしています。
裏ドラもある意味、たくさん乗るのを期待してイチかバチかの賭けに出る積極性‥‥、といえなくもないのですが、まあこれまでの記事で書いてきたように弊害が多すぎますね。
「裏ドラは1枚までしかカウントしない」というルールだったら、あってもいいかなと思わなくもないですけども。裏ドラがアンコでも1翻。どうでしょうねぇ‥‥。
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