鳴いて作れて出現確率の高い新手役

先日「最強戦やMリーグが出現確率の高い鳴き手役を新しく2,3導入すればぐっと面白くなるだろう」と書いたので、これに該当する手役はどういうものがありうるか考えてみました。

中国麻雀の手役も参考にしましたが、日本の麻雀ルールしか知らない人が混乱しないようなものでないといけません。中国麻雀の手役は、日本の麻雀からすると「思想が根底から違うな‥‥」というものも結構あるので、そのままは持って来づらいところがあるんですよね。普段全くやらないような手順を要する手役は望ましくない。
あと、既存の手役と複合できるものがよいですね。

ということで、以下が考えた新手役です。

  • 二暗刻 1翻 (りゃんあんこう)

  • 二色同刻 1翻 (にしょくどうこう)

  • 二風刻 1翻 (りゃんふうこう)

  • 三色一通 2翻→食い下がり1翻

二暗刻 1翻 (りゃんあんこう)

これは以前も提案しました。2つのアンコですね。アンコ以外は鳴いてOK。
三暗刻をこれと複合すると考え3翻にアップするかどうかは議論の余地あり。

二色同刻 1翻 (にしょくどうこう)

「555m555p」みたいな形。三色同刻と同じく、この部分を鳴いてもOK。
三色同刻をこれと複合すると考え3翻にアップするかどうかは議論の余地あり。

二風刻 1翻 (りゃんふうこう)

風牌で2つのコーツ。「西西西 北北北」みたいな形。アンコで作れば二暗刻と複合して嬉しい。今まではホンイツのみだった手も1翻アップするかも。
これは日本の麻雀では類似のものがないのですが、出現確率がそこそこある形で、オタ風でも鳴いて役が付くというありがたいもの。自風が混ざってれば1翻アップ。
中国麻雀にはこれの発展形で三風刻(風牌コーツ3つ)があるのですが、出現確率が低いので今回は入れていません。入れるとすると3翻ぐらい?

三色一通 2翻→食い下がり1翻

「123m456p789s」のように、3つの色を使って一通を作る形。中国麻雀でいう花竜という役。
あまり出現確率は高くないと思いますが、シュンツ系も一つぐらい新手役がほしいなと思って入れてみました。
「三色一通」という端的な名前で呼べるので、日本麻雀に取り入れやすいかなと。日本語で発音しやすい役だと記憶に残りますよね。


どうでしょうか。採用してみたい!と思った手役はありますか?
仲間内の麻雀で取り入れてみるといいかもしれません。

個人的にほしいなあと強く思うのは二暗刻二風刻ですね。役が何もないしリーチして裏ドラ期待するぐらいしかないなぁ、むりやり三暗刻にするか?‥‥っていう困った手にありがちな形なので。
現状だと、頑張って面前テンパイしてリーチして裏なし1300点‥‥みたいな感じで終わりがち。この2つの役があれば、鳴くこともできるし高くもなります。


最強戦にしてもMリーグにしても、ずっとやってればマンネリ化してしまうでしょう。プロを芸能人的に仕立てて盛り上げるのもいいですが、新手役を導入するのもいいと思います。そのほうが新時代の幕開けって感じがしていいな~と。私はプロ個人より毎局の手牌にワクワクしたいですよ。






いいなと思ったら応援しよう!