新しい麻雀の手役をあえて提案

日本の麻雀は採用役が少ないので、ドラに頼りがちになるという話を何度かしてきました。
特定地方にだけあるローカル役なんてのもありますが、現在はどの麻雀プロ団体もほぼ同じ採用役で、「手役の標準規格」は固まってしまった感があります。

なので今さら新しい手役を提案しても普及しそうにありません。
しかしとにかくドラに頼るしかないというのも何だか味気ないな‥‥という気持ちは今でもあります。手役を作るのは楽しいですからね。

なので今回は、無駄だと分かりつつ、ワンチャン普及するかもしれない新しい手役を考えてみました。

広まってほしいので、現在の基本的な手筋の邪魔をしない、自然にテンパイを目指す過程で狙えるような手役がいいですね。複雑な形でなくぱっと覚えやすいのがいい。

そして、出現頻度が高めで、現行の手役と複合して高くなるものがよい。私が提案する新ルールでドラを増やそうというのも打点を高くしたいからなので、複合しにくい新手役では意味がない。

‥‥といろいろ考えてみた結果、思いつきました。

 2アンコ/2カンツ 1翻
 ※3アンコ/3カンツは複合して3翻となる。

です。(調べてみたら2アンコは中国麻雀にあるようです)

2アンコの特徴を考えてみると、

  • 同じ2面子づかいのイーペーコーが1翻なので他の手役とのバランスはよさそう。

  • 点数的に不遇な3アンコがちょっと救われるのもいい。ツモり3アンコの手を出和了りしても1翻付くのがありがたい。

  • ツモり3アンコに受けないで両面待ちにして、和了りやすいリーチ2アンコで妥協するというのも面白い。

  • 自然にテンパイを目指してれば2アンコはまあまあできるので、新手役だからと新手順を考える必要がない。

  • あえてシャンポン待ちにしてツモり2アンコを目指すというのも面白い。

  • 2アンコ以外の面子を鳴いて作ることができ、鳴きが増えそう。

  • アンコを使ってよい手役全てと複合する。

こんな感じでしょうか。

導入されても麻雀のゲーム性を現行とあまり変えないと思うので、なかなか面白いんじゃないかと思います。

興味を持った方は、仲間内の麻雀などで導入してみてください。

シンプルな手役なのでいきなり導入しても混乱なく対局できるんじゃないかと思いますが、対局してみてこれは問題だなあと感じたことがあったら教えてください。





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