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麻雀用語集 <常時更新> 最終更新日2023.0901

こんにちは新谷です。麻雀用語って難しいですよね。使い慣れていれば良いですが、初めて聞く言葉や漢字表記のみで書かれていたりすると読み方すらわからなかったりしますよね。僕自身はプロテスト用の勉強や麻雀教室の講師として麻雀用語をほぼ全て説明できるように用語の知識を蓄えるようにしています。健康麻将教室では用語の使用を一部のみにし、わかりやすい言葉や表現に置き換えられるよう意識しています。

ただ、このnoteでは一般の人から今後プロテストを受講したい人、プロとして活動を始めた人まで読んでいただき、正しく麻雀用語を使っていただくためにあえて使用していきます。そのために読み方や用語の意味を用語集としてまとめたこの記事をトップページの一番上に載せておきます。用語は常時更新していきますので活用していただければ幸いです。

情報が古かったり、訂正箇所がありましたらコメントいただければ修正いたします。



あ行

・赤ドラ=赤く色がつけられている数牌の5でその牌がドラになる。マンズ・ピンズ・ソーズの5それぞれ4枚中1枚赤ドラが入っている。雀荘によってはピンズだけ2枚入っていることもある。Mリーグは各1枚ずつ。競技麻雀では入っていないことがほとんど。

・アガリ放棄=誤発声や少牌などにより受けるペナルティーの1種。アガリだけではなく発声行為やテンパイ宣言の権利もなくなる。アガリ放棄の人の下家は牌を絞られて損をし上家は何を切ってもチーされないので得をする。

・馬(ウマ)=順位点のこと

・オカ=トップ賞のこと。25000持ちの30000返しの場合1人あたり5000点の浮いた点数が存在する。この点数を4人分計20000点がトップ賞として1着の人に計上される。

・同聴(オナテン)=同点と同じ読み方なので「オナテン」と言われ「同じ待ちの聴牌」という意味。


か行

・会社違い=数字は同じだが種類が違う時に言ったりするギャグ??マンズの5ー8で待っているときにソーズの8をツモって一言。「会社がちがーう!!」

・槓(カン)=同じ麻雀牌を4枚で1メンツにする行為

・槓材(カンザイ)=「カン」できる牌の事

・カン振り=カンした時の捨て牌でロンされた時に1翻役になるローカルルール。正式役ではない。よくチャンカンと間違われる。

・刻子(コーツ)=同じ牌3枚で出来たメンツ

さ行

・三元牌(サンゲンパイ)=白・發・中の総称

三麻・秋刀魚・(サンマ)=3人麻雀の略。マンズの2〜8を取り除くのが一般的。3人麻雀のルールは通常サンマ・東天紅・マイティーサンマ。少牌マイティーなどさまざまなルールが存在する。

・絞り(しぼり)=鳴かれないように選んで牌を捨てる事。特に下家にはチーをされるため、相手の捨て牌を見て鳴かれないようにするテクニック。ただし自分の進行も妨げることになるため過剰な絞りは自分と絞られた相手が損をして残りの2人が得をする。

・三味線(しゃみせん)=言葉や仕草で相手をだます行為。例、マンズのチンイツなのにソーズをしくってがっかりする。オリたと言っておきながら流局時テンパイやアガる。

・向聴(シャンテン)=聴牌(テンパイ)まであと何手かかるかを表した数
<一向聴ならあと1手で二向聴ならあと2手で聴牌するという意味>



・順子(シュンツ)=数牌3連続で出来ているメンツ(例、123)ただし1と9は繋がらない。ジュンツと濁って覚える人もいるがシュンツが正解。健康麻雀の参加者の方に順子さんは多い気がする。

・スジ=リャンメン待ち・ノベタン待ちの待ち牌のことで1-4・2-5・3-6・4-7・5-8・6-9の6種類ある。これがマンズ・ピンズ・ソーズにあるためスジは合計18種類。

・スジひっかけ=リーチをする際に自分の河にスジ牌があり、それを相手が見て安心と思ってくれるといいなと考えたリーチ。例、河に5が捨ててある時の2か8待ちリーチ。リーチ宣言牌やリーチ前のスジは意図的に待っているケースも多いので安全ではない。そもそもスジは安全牌ではないので注意しよう。

・尖張牌(センチャンパイ)=3・7の牌のこと。強いリャンメン(1-4と6-9待ち)を作る際に必要になり、すべての待ちでアガリになる可能性のある牌なのでキー牌と言われたりする。

た行


・塔子(ターツ)=シュンツになる手前の2枚組。ペンチャン、カンチャン、リャンメンターツの3種類

・打点(だてん)=あがった時の点数の事

・中張牌(チュンチャンパイ)=2~8の牌

・デバサイ=出場所最高の略称。放銃した人間が点数状況的に周りを助けてしまう時に用いられる。大抵の場合トップ目の人が放銃した時を指す。相手に言うのは大変失礼なフレーズとされている。言ったら出禁レベルの挑発文句。

・聴牌(テンパイ)=あとひとつでアガリの状態

・対子(トイツ)=同じ牌2枚のこと。アガリの時の対子は雀頭と呼ばれる。コーツになる手前の状態

・特急券=役牌のこと。ポンすると素早くアガリに向かえることから言われている。これを言う人はお〇じだなーって思う。


な行



・鳴く=ポン・チー・ミンカンする事。「喰う」と同じ

・流し満貫(ながしまんがん)=通称、長嶋or茂雄(言う人は昭和生まれ)流局した際に捨て牌が全て么九牌(1・9・字)で尚且つ自分の捨て牌が鳴かれていない時に成立し、満貫のツモと同じあがりとなる。あがり扱いにはならず点棒だけのやり取りのところも。


は行

・罰符(バップ)=特定の何かをした時に支払わなければいけない点数の事。「ノーテン罰符」「誤発声の1000点罰符」「チョンボの罰符」などで使用する。

・副底(フーテイ)=あがった際に必ず付く20符のこと

・副露(フーロ)=ポン・チー・カンをしてメンツを作ること

・碰(ポン)=手牌の対子を他家の捨てた牌で刻子にすること

・ポンシャンテン=ポンした時にイーシャンテンになること

・ポンテン=ポンした時に聴牌すること

ま行

・捲る(まくる)=着順で負けている人を逆転する事

・またぎスジ=捨て牌の中張牌をまたいだスジ。例)5が捨てられている場合455から5が捨てられていると36待ちに、556から5が捨てられていると47のスジが待ちになることから5のまたぎスジは36と47。

・満貫(マンガン)=点数計算の上限のことで、基本点が2000を上回った時に打ち切りにする基準のこと。基本点が2000を超えるのは3翻70符以上・4翻40符以上・5翻以上(符は考えなくても必ず超える)基本点を(ツモの時に)子は1に対して親は2支払う(貰う)ことから2000/4000・4000オールとなる。

・見え見え=仕掛けによって役が分かりやすくなること例、マンズを3回鳴いて見え見えのチンイツになった

・面子(メンツ)=シュンツ・コーツ・カンツの総称。別の意味では一緒に何かをする仲間のこと。今日の麻雀のメンツは○○さんと✖️✖️さんと△△さん。

や行

・么九牌(ヤオチューパイ)=1・9・字牌の総称。タンヤオは么九牌を断つから断么九という役名になっている。

・焼き鳥=1回もあがれずに半荘が終わった時にペナルティを払うオプションルール。起家(チーチャ)マークを置くスペースに焼き鳥マークを全員最初に置き、あがった人は焼き鳥マークを外す。最終的にマークが残っている人は残っていない人に支払いが生じる。

・役満(やくまん)=麻雀の中で最大の点数。その点数は四倍満貫で、子で32000、親で48000となる。


ら行

・連荘(レンチャン)=親番を連続で行うこと。麻雀のルールにはあがった時のみ連荘できる「アガリ連荘」とあがるか流局時にテンパイしていると連荘できる「テンパイ連荘」の2種類がある。

・連風牌(レンプウハイ)=ダブ東とダブ南のように場風と自風が複合する風牌のこと。連風牌が雀頭の時は4符つくルールも存在する。現在採用しているのは日本プロ麻雀連盟の一部タイトル戦のみ

・人和(レンホー)=子が第一ツモを迎える前にロンアガリできる場合に役となるローカル役(役満)。ただしその前にポン・チ―・カンが入っていると無効となる。採用している競技麻雀団体は無かった気が・・・。採用しているところでも役満にせず倍満や満貫としているところも多い。親には人和の権利は無い。参議院議員の蓮舫とは無関係。

・ローカル役=競技麻雀などでは採用されない役のこと。流し満貫・人和・三連刻・大車輪など


わ行


・割れ目=インフレルールの一つ。開門(カイメン)場所の人の貰いと支払いの点数がその局だけどちらも2倍になるルール。

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