<麻雀初級講座> ターツの強弱 複合ターツ編
こんにちは!Mahjong Academy Channelの新谷です。
本日の講座はターツの強弱<複合ターツ編>です。今回の内容は前回までの続きになりますのでそれまでの記事を先にご覧ください。本日もお付き合いよろしくお願いいたします。
複合ターツとは
メンツ候補の基本は前回までに出てきた「トイツ」と「ターツ」の2種類です。この2種類が合わさった形を複合ターツと言います。
複合ターツの場合も強さはリャンメン>カンチャン>ペンチャンの順序になります。複合するとターツ部分にトイツの役割が加わることによって受け入れ枚数が2枚増え、その分メンツになる可能性が広がります。
複合で残すべきは
複合ターツの強さは前の項目で述べた通りですが、もともと強いターツを複合させるよりも弱い部分を複合にすることが将来のためになります。
上の画像ではソーズの部分がリャンメン・リャンメン複合の2ブロックで強い形です。マンズの部分が一番弱くペンチャン複合で1ブロック、ピンズの部分はできメンツとカンチャン複合の2ブロックです。
今回の手牌はマンズの部分(一or二)から捨ててしまうとその部分は雀頭固定か弱いペンチャンが残り、ピンズの部分(③or⑤)から捨てても雀頭固定か弱いカンチャン待ちが残ってしまいます。この場面はマンズもピンズもどちらを捨てるか決めきれないのでソーズの強い部分788をリャンメンに固定する8を切りましょう。
ソーズを強い2つのブロック(リャンメン)で残すことにより、マンズが完成すればピンズ雀頭、ピンズが完成すればマンズ雀頭にすることでソーズをテンパイ時に強い形として残すことができます。
弱い部分にこそフォローを入れる
前回も紹介したオバカミーコの中でも触れられていますが、強いブロックは放っておいても完成しやすく、最後に残ったとしても強い待ちとして残ります。
ですので、弱いターツの部分にフォローを入れ複合ターツとして持っておくことで道中に完成しやすくし、最後までその部分が未完成のまま残らないようにすることでテンパイ時にリャンメン待ちを残すことができるのです。