手組みの原則+高打点、そして局面判断をする

今回はサーフィン打法の話でもあるが、麻雀全体の話でもある。
私が麻雀をする時は長考をしないでいる。手組みの中のパターンを把握しているからだ。
幾らかお披露目をしていこう。

例1
①①①②③ ⑥⑥ 中中中 (ポン)発発発
待ちは言うまでもなく①④⑥である。ここで②のツモ。上がりやすさと打点のどちらかを選ぶという場面である。
この場合は私は打③とする。であがりの跳満、ツモ上がりならば三暗刻がついて倍満ヘと化ける。高めに点数が変わる時にはその通りに打つのが本道である。
しかし、いつもこの通りばかりと言うわけにもいかない。満貫でもいい時がある。それは満貫でトップになるという条件があるオーラスとかはツモ切ってしまう。臨機応変に打筋を変えていこう。

例2
二三四 七八九 ②③ ⑧⑧ 234

ドラはない。ここでリーチに無条件で行ってしまう人ならば、ツモ①であっても上がる人なのだろうから、特に言う事はない。それがスタイル「型」なのだからいいのである。
ここで黙聴にする人。三色を目指したいということであるから、選択肢の幅が出る。次に六を引く未来も見える。同じ①をツモって来た時にはツモ切りリーチと考えることができる。
「私は④をツモるんだ」
という強い意志を見せることができる。
リーチ麻雀ならば、裏ドラが乗っての跳満まで期待ができる。
改めて①をツモった時にはあがってしまってもいいだろう。

例3
四五 七八九 ②②② ⑧⑧⑧ 88

ドラはない。リーチ麻雀ならば、リーチと言ってしまうだろう。しかし、公式ルールならば、変化を見ての黙聴がいいように思う。例えばツモ四という三暗刻変化を期待してもいい。五を切ってのリーチである。ツモり三暗刻の場合、シャンポン待ちになるから、上がり枚数が少ないので、上がりの見逃しはやりすぎ、1ハンを渋々あがろう。

このパターンは応用ができる。

四四五 七八九 ②②② ⑥⑦⑧ 中中
ドラが1枚だとしよう。リーチ麻雀なら、裏ドラ期待の打四のリーチで構わない。しかし、公式ルールならば、あえてのシャンポン待ちというのもできる。

麻雀に入る前には必ずルールに熟知しなくてはいけない。鉄則である。そして、麻雀を打っている間に相手との得点差、着順、局面(東場、南場)をかえりみて麻雀を打つべし。こんな風に引き出しを沢山持つと色々な場面に出くわしても対処できる。

引き出しを沢山用意するためには沢山麻雀を打たなくてはいけない。

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