勘助の選択、私ならこうする
40期鳳凰戦11節A卓について。
私のサーフィン打法を披露することができたのですが、それ以前に1回戦のオーラスの沢崎の選択や勘助の選択が気になったので後で彼らの牌姿見せてもらいました。
そこで感じたことを書いていこうと思います。
気をつけてほしいこと
まず、皆さんに伝えたいのは「選択肢の幅を広げること」とか「考えることを自由にしておくこと」です。私がいうから私が正しいというわけでもなく、森山さんがいうから正しいというわけでもない。誰かを否定するための道具、喧嘩のタネにするのではなく、いろいろと考える材料の一つとして使ってほしいということです。さらにいえば、結論がわかった上で感じたことでもあるので、後出しジャンケンのように自由にいうことができます。
私たちの世代がトレーニングしたことは
1.選択肢の幅を広げること。意見交換をする場所を持つこと。
(小島武夫、灘麻太郎らの先輩の麻雀を見る。達人戦世代とは麻雀の話をすること。同じ世代の勉強会で競技に打ち慣れている人に間違いを教えてもらう)
2.近い状況の時にどう考える、どう打つかをもう決めておき、体に覚えさせるように沢山麻雀を打つ。
(私の場合は小島武夫の麻雀はわかっていても鳴きを練習し、サーフィン打法の道筋を確立しました。)
3.実戦では選択肢も事前に決めている…というか、もう体がその通りに反応するので、時間をかけずにどちらも選べるようになる。
ということです。アマチュアの方は考えてながらやるのもいいでしょう。
しかし、プロの頂点を目指すなら、私以上に沢山麻雀を打ってほしいものです。実際に達人戦の世代は私以上に沢山麻雀を打ち、強くなったのです。
卓上で何を感じていたかもお伝えします
ちなみに私が卓上で感じていたこともお伝えします。解説の視点、後で映像を見て感じたことを並べて考えると一打一打が勉強になることもあるかもしれません。
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