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ミッション13〜中山記念予想編〜


こんにちは、いぺいです。
最近は花粉症がきついです。今年は花粉のせいでまだ当たってません🌞

今週は中山記念を予想していこうと思います。
G1に向けた調整なのかここを取りに来ているのか見極めつつ、ジャッジしていきます。

🤧


【コース】

中山芝1800m
コースをぐるっと1周する形で、コーナリングが求められる。
最初の直線がかなり短く、外枠は明確に不利。また、開幕週であることも重なり、基本は内枠から狙いたい。(ただ、内で渋滞するパターンも中山名物です)ここら辺は今回の面子の上位勢がどこら辺にいるかが大事ですね。外回しが多ければ内、内にびっしり固まっていればある程度機動力のある外差しくらいでしょうか。
最後の直線は300mほどで、瞬発力よりも先行力やコーナリングが求められる。4コーナー地点で前目にいることが勝つためには必要。

【全頭診断】

1.レッドモンレーヴ
・マイルCSでは出遅れから脚を発揮できずナミュールと0.5秒差。ナミュールとのスピードにおける性能差は感じませんが、外を通っていたのはありますがスタミナが足りなかったように思います。阪神1600mは東京1600mに比べるとタフなコースで、そこが出たのかなと思っています。
・東京では強く、富士Sでは全体1.31.6、上がり最速の33.7という鬼脚で追い込んだ。ハイペース気味なラップで恵まれてはいるが、面子を考えても強い。
・G1だと一歩足りないので、ここに向けて仕上げている可能性はある。どこまで足りるか。
・適性は合っていなさそう。出遅れ癖があるのも渋い。枠は悪くない。

2.ソーヴァリアント
・前年の中山記念では精神的なものか最高の位置から失速した。ある程度外目を回したとはいえ、不利とはいえないくらいで、勝ったヒシイグアスも同じところを通っていた。次走鳴尾記念でも坂を上り切ったところで競馬を辞めた。
・札幌記念、富士Sは後ろから行って差して3着。どちらも相手は強く、能力自体は高い。問題はどの条件で能力を発揮できるのか。
・マイルCSは展開が差し有利だったため、度外視してもいい。
・たぶんだが、馬は馬群の中で追走すると競馬を辞めてしまう。揉まれ弱く、今回逃げるか最後方から外目に持ち出すくらいしないと厳しいとしたら微妙か。
・鞍上は初コンビの武豊騎手。有馬記念のドウデュースのように折り合いをつけてくれるのであれば買える。抑えくらいが妥当か。

3.ソールオリエンス
・クラシックでは、後方で脚を溜めて差す競馬で全て馬券内に。能力は高く、ベラジオオペラくらいは戦えることは証明済。おそらくここも能力としては1番高く、上手く運べれば勝つ能力はある。ただ、後方からの競馬にはなるため、不利は受けやすく、取りこぼすこともしばしば。
・この馬に乗っていた武史騎手、川田騎手はサウジアラビアへ行き、鞍上は田辺騎手。かなり叩きっぽく、大阪杯や安田記念へ向けての調整だと思います。
・枠は良くはないが、後ろに下げて外をぶん回すので問題はない。距離ロスが抑えられる分、むしろいいかもしれない。

4.ジオグリフ
・皐月賞ではコーナーで位置を押し上げて、そのまま伸び続けて差し切り。イクイノックスが早めに仕掛け、スピードがなくなったところを後ろから差した。コーナリングが上手く、コーナーで加速できているのがよく分かる。
・ダートは砂を被るのがダメそうなので度外視、天皇賞はハイレベルのキレ負け、宝塚記念、ダービーは距離と敗因が明確である。自己条件になる今回、人気がないなら面白いかもしれない。
・喉なりの影響で長い距離は不向きか。2000mよりも距離が短い今回は天皇賞や宝塚記念より向いている。洋芝も向く。
・鞍上は戸崎騎手。初騎乗。なんだか内枠で詰まりそうなイメージがあるが、他の騎手が手薄な今回であれば期待。

5.ヒシイグアス
・去年の中山記念では外から綺麗な進路取りで直線外に持ち出して勝利。内はシュネルマイスター、イルーシヴパンサーあたりがごちゃついていて、かなり恵まれた形。シュネルマイスターに勝ったと考えるよりはドーブネを展開の恩恵込みで0.2秒差で差したと考えるのが良さそう。
・洋芝に強い。冬の中山で行われた中山記念で勝ち、香港カップは3着、札幌記念で5着。
・体質はそんなに強くないはずで、2ヶ月空いているとはいえ4戦目でのダメージはどうか。
・雨はどうか。札幌記念のような競馬だと、後ろすぎて差し損ねるパターンはかなりある。

6.イルーシヴパンサー
・去年の中山記念では、内に進路を取ろうとしたところ、包まれて失速。そのまま8着となった。シュネルマイスターと競り合っていたくらいなので、不利がなければドーブネは差せていた。
・続く安田記念でも同じような不利。仕方ないが、あまりに後ろすぎるので、同じような不利は起きやすいタイプ。
・富士Sでは先行策で4着。時計も1.32.1は出ているので、展開不利と見ていいでしょう。ソーヴァリアント、レッドモンレーヴとは同等かそれ以上の力はあると思います。
・マイルCSでの順位が強さのランクとして妥当かなと思っています。あとはこの馬は大箱の外枠で伸び伸び走らせた方が伸びますね。
・内枠を引けたので、ある程度先行しそうな気がしています。隣のドーブネ、マテンロウスカイ、エルトンバローズの後ろを取りながら内で脚を溜めるのがなんとなく想像できます。

7.ドーブネ
・京都金杯ではドルチェモアに逃げられ、ペースを壊されたことで14着。これは仕方ないだろう。
・キャピタルSでは楽なペースで逃げ切り勝ち、ポートアイランドSも同様にスロー逃げ。OPでは力が上位であることに加え、自分のペースに持ち込める面子で戦えるため、安定して成績を残せる。
・基本は溜めて逃げるのがよく、去年の中山記念も前半のペースは落ち着いていた。今年はすぐ外にマテンロウスカイ、その外にエルトンバローズと先行馬が密集しており、外から被されるのは嫌であろうことを考えるとある程度引っ張って逃げそう。そうなるとこの馬の得意なスロー目の逃げはできないか。中山のコースを活かして100mだけなんとか耐えれればそのあとスローに落とせるかもしれない。
・鞍上は吉田隼人騎手。ポートアイランドSから乗り替わり、スローな逃げで勝っているので、同じ形に持ち込もうとしてくれそう。

8.マテンロウスカイ
・東京新聞杯では先行して外から追い出したが、最後のキレがなく勝ち馬と0.3秒差の5着。先行してインがとれればもう少し順位を上げれただろう。
・リゲルSは完全に力上位という感じで勝ちきり。オープンリステッドなら上位ぐらいに位置している。
・今回はドーブネの外、エルトンバローズの内で、内枠の方に速い先行馬はいないので、スタートが決まれば2番手集団のある程度内にはつけられるだろう。
・コーナリングは普通くらい。重たい馬場もそれなりにこなすくらい。

9.エルトンバローズ
・マイルCSでは、先行しきれずに終始外を追走。直線で差したが前2頭に届かなかった。末脚の性能ではソウルラッシュやジャスティンカフェには勝てないので、先行しきれればまた話は変わっていたかもしれない。
・毎日王冠では最後ギリギリ交わされずにシュネルマイスターとソングラインに勝利。恵まれたとはいえ、直線でバビットに蓋をされてスムーズに外に持ち出せない不利もあった。
・先行できれば安定感のある馬。距離はこなせるので外目でも心配なく、ドーブネ、マテンロウスカイを見ながら競馬できるこの枠は最高と思われる。重馬場もこなせるので不安要素は少ない。
・おそらくここは大阪杯への叩き台。ただ休み明けの毎日王冠も勝っていますし、緩くてもある程度パフォーマンスは発揮できてしまうのではないでしょうか。

10.ラーグルフ
・去年の中山記念では前半は後方にいて徐々にポジションを上げて外目に持ち出した。内がごちゃつく中で外からじわじわ伸びて2着。弱くはないが、内にいたシュネル、イルーシヴがスムーズだったら負けるくらいではあった。恵まれたとはいえ、コーナーでの加速力はあるため同じ舞台での好走は十分ある。
・大阪杯では後ろにいすぎてキレ負け。4コーナーで最後方におり、そこからはスターズオンアースクラスじゃないと差しきれないので度外視してもいい。ジェラルディーナと同じくらいの上がりは使えている。
・AJCCは不良馬場で度外視はできる。勝ち馬と0.4秒差であり、大きく外を回した分と見れば上手くまとめたと言っていいだろう。
・ここに向けて調整されている。馬場は開幕週ということで合わない可能性が高いが、コーナーでの機動力は高そうなので中山は合っている。

11.タイムトゥヘヴン
・最近はほぼ全て出遅れている。中山の外枠では致命傷となる。
・ある程度重賞でも走れるが、ある程度走れる程度。また、距離的に1400〜1600mよりの馬なので、面子も揃っている今回は好走するイメージが湧かない。

12.ボーンディスウェイ
・中山金杯では先行して粘り込みを図るも、外から差された。好走した面子がリカンカブール、ククナ、マイネルクリソーラレベルで、かなり弱い。面子が強化されるここではかなり厳しく見える。
・先行力はあるので、展開次第で残る可能性はあってもいいが、ドーブネよりこの馬は弱いと思っているのでその時点でかなり望みが薄い。末脚を活かすわけでもないので外枠なのもマイナス。

13.マイネルクリソーラ
・前走中山金杯では大外でばっちりスタートを決めて先行。外をずっと追走していたが、コーナーから直前までじわじわ伸び続けて3着。ククナに差されたのは微妙だが、強い競馬はした。メンバーはかなり強化されるが、タフかつ前が残る中途半端な感じになれば、前走の再現があってもいい。
・オクトーバーSはかなりスローな展開+後ろすぎて着順は微妙だったが、上がり3fは33.0と一頭だけ違う末脚を使っていた。レベルが上がってもこれなら通用するのではないだろうか。オッズがつくなら買っていい。
・洋芝での好走歴や、父スクリーンヒーローを見ても、いかにも冬の中山が合いそうなタイプ。
・鞍上は津村騎手。乗り替わりは微妙だが中山自体は得意そうな騎手。いつもより騎手が揃っていないので買えそう。

14.エエヤン
・この馬は1400mくらいの方が合う気がするので、今回1800になって良くなるイメージが湧かないです。
・力的にはモリアーナ、ウンブライルと展開次第で渡り合えるくらいの物は持っていますが、去年で成長自体は古馬OPくらいに落ち着いた印象。少なくとも去年の毎日王冠時点でエルトンバローズとはかなり差があり、ここで巻き返せるかと言われると厳しい。

15.テーオーシリウス
・小倉記念では倒した相手は弱いものの逃げて2着。倒した相手はマリアエレーナ、ククナ、ゴールドエクリプスくらい。前が止まらない馬場+1枠が重なってこの結果である。
・今回は不運にも大外枠なので厳しい。ハナを取り切りにいくとすれば最初に相当脚を使わされるだろう。この馬が速く出ても競り合いは発生しなさそうなので、今回はハイペースまではなりづらいかなと思います。

16.ホウオウリアリティ
・AJCCでは不発。アンドロメダSでは後方から追い込んで6着。インを掬っての6着0.6秒差であり、最後はとまってしまっていたことからも、メンバー強化されるここでは厳しい。
・不良馬場であれば抑えても良いかも?

【印】

雨が降っていることを加味すると、後ろすぎる馬はきつそうです。ある程度前でタフな馬場が得意そうなのから攻めたいですね。

◎9.エルトンバローズ
・外目を追走して、直線で抜け出せば良い。雨で前寄りの馬場になるのも良い。去年のヒシイグアスのような競馬になりそう。

○13.マイネルクリソーラ
・キャピタルSで馬場が重いなかで上がり3f33.0sを使えているし、中山の重馬場はかなり合いそう。内枠に人気馬が集結しすぎているので、内が渋滞して外から差す馬に向く去年の展開が理想。

▲3.ソールオリエンス
・外回したらこの馬が1番強い。後方すぎるので少し評価を落とした。叩き台に見えるのも。

抑2.7.10.

【買い目】


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