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ミッション13〜東京新聞杯予想編〜

こんにちは、いぺいです。

今週は東京新聞杯ということで、予想していきます。
なかなか粒揃いな面子が揃っていますね。見応えがありそうな感じがします。

今後のマイル戦線の有力どころが揃っているので、どんなレースになるか楽しみです。



【コース形態】

東京芝1600m。
最初の直線は500mくらいである程度長く、スローペースになりやすいです。最後の直線も長く、末脚の瞬発力、持続力が求められます。

開幕2週目ということで、それなりに内前を通った馬は恵まれます。マイルチャンピオンシップを勝ったナミュールも差し損ねるコースなので、前残りにもある程度警戒が必要


【全頭診断】

1.サクラトゥジュール
・関屋記念ではスローで後方勢にはチャンスがなかった+前が何回も塞がる不利があり、上がり最速を出しつつも6着。位置が前であればもう少しはやれていた。
・前走中山金杯は内前有利な馬場、コースで1コーナーで前が塞がる不利があり、後方から大外を回しての競馬だったので見せ場がなかった。度外視。
・メイSではスタートを決めて先行。インで脚を溜めて直線でマテンロウスカイで捉え切った。この競馬が再現できれば怖い存在。広い東京コースは合う。
・枠はこれ以上ないだろう。ドルチェモアがどれだけ逃げてくれるかはあるが、前に行く馬がそれくらいなので上手く先行できればチャンス。

2.アスクコンナモンダ
・キャピタルSでは、楽に逃げたドーブネに逃げ切られ0.5秒差3着。最後のドーブネの上がりが11.2-10.9-11.1なのでノーチャンスだった。ただ、この競馬では開幕週2週目では通用しないパターンが多い。
・京成杯AHでは最後方から外を回して9着。そもそも追走できず、よほどのスローでなければ前に行けないのではないか。
・東京芝1600での2勝クラスで、エターナルタイムに0.4秒差で負けている。展開不利があるとはいえ、このパターンで差し損ねるのは今回結構起こりそうである。
・枠は悪くないが、武史騎手がインをついてくるイメージが湧かない。

3.ドルチェモア
・前走京都金杯では大外からハイペースで逃げて18着。仕方ない。
・中日新聞杯では、なかなかスピードに乗れず、ホウオウビスケッツに逃げられた。2000mだったとはいえ、その後見せ場なく17着。
・今回は外にウインカーネリアンがいて、ホウオウビスケッツもいることから、逃げれるかどうか。逃げれたとしても止まってしまうような気がする。

4.ルージュリナージュ
・前走ターコイズSではいいスタートを決められず、後方から。上がり最速で追い込んだがチャンスなしだった。
・ユートピアSでも出遅れ。後方から外を通って伸びてきて勝利。他の馬と力差は感じられる内容だったが、この面子で通用するか。少なくともスタートは決めたいところ。
・ちなみにむらさき賞だとある程度中団から競馬できている。これは大外枠で周りに馬がいなかったことが大きいか。この馬が出遅れる時はゲートというよりは馬群に入るところで下がっている。
今回は4枠で、前に行くウインカーネリアンが隣なので、馬が揉まれるのを嫌って出遅れ気味になりそう。

5.ウインカーネリアン
・楽に逃すと厄介な馬。持続力はかなりのものであり、昨年の東京新聞杯では道中10.8-11.3-11.4-11.3-11.0と短距離走のようなラップを刻むも、ギリギリナミュールに差し切られなかった。この出力が出るならばこの面子では差し切られない。
・毎日王冠では逃げて1着と0.3秒差の5着。少し衰えを感じるかもしれないが、負けた相手はシュネルマイスター、ソングラインで、ジャスティンカフェには0.2秒差つけている。まだまだこの馬は終わっていない。
・今回この馬を追走、もしくは前に行きそうなのがドルチェモア、マテンロウスカイ、サウンドビバーチェ、トゥードジボン、ホウオウビスケッツ。かなり頭数は揃っている。
・枠はかなりいい。

6.マスクトディーヴァ
・秋華賞ではリバティアイランドに0.1秒差の2着。内容的には前で粘り続けたリバティの方がきついかったが、能力がなければ0.1秒差まで縮めることはできない。強い。
・ローズSでは外から差して1着。負かしたブレイディヴェーグはエリザベス女王杯勝利、マラキナイアは秋華賞でも6着とそこそこレベルは高かった。
・能力は高いものの、後方からの脚質になるのはどうか。人気的に妙味はないので嫌いたいが、かなりこの面子では勝率が高そうには見える。

7.ジャスティンカフェ
・マイルCSでは後方に構えて外から追い込んできた。外差し有利で、毎日王冠で負けたエルトンバローズを差し切っており、内容としては良い。タフな馬場状態だったので、ここに繋がるかは微妙だが、能力は依然として高い。
・毎日王冠では出遅れて、差しきれずにウインカーネリアンと0.2秒差だった。前有利な馬場でこれだけやれれば十分だろう。ソングライン、シュネルマイスターと上がり3fは同じくらいでちゃんと強い。
・エプソムカップでは前で粘るルージュエヴァイユを差し切り0.2秒つけて1着。前からエヴァイユが粘っていたので微妙だが、単純に比較すればブレイディヴェーグくらいは走れる。マスクトディーヴァが人気するならこちらから行った方が良さそう。
・休み明け。ここは叩きっぽく見える。また、この馬ももれなく後方寄りの馬。最近はかなり出遅れも目立つので、差し損ねは十分想定できる

8.ホウオウビスケッツ
・中日新聞杯では、1200m地点から12.0-11.8-11.3-11.5-12.0とかなり緩みのない持続戦となり、逃げたこの馬は脱落。掛かっており、また休み明けだったため仕方ない部分もあるか。
・ダービーでは前目から大きく逃げたパクスオトマニカから離れた2番手で追走。そしてタスティエーラと0.2秒差に粘った。離れた2番手追走でかなり恵まれた感じだったので、そこまで評価はできないか。上位勢とは見た目より差がありそうな印象。ベラジオオペラとも0.2秒差と考えると、上手く運べれば馬券内はあっても良い。
・距離短縮となる今回。ウインカーネリアン、ドルチェモアがいるため楽な逃げにはならない。枠自体は悪くないくらいだろう。

9.ウンブライル
・NHKマイルCでは、最後方から他の馬とは一頭違う脚で伸びてきた。外が伸びていたとはいえ、力強い内容。ただ、レベルとしてはまだわからず、馬場も特殊であった。
・NZTでは中団から外を回って追い出した。どうしてもエンジンがかからずに差し損ねる場面は多いが、終盤のキレは他の馬と違う。
・長期休み明け。そして後方脚質。また、この世代のマイルのレベルはまだわからない。(ダノンタッチダウンとかの比較でたぶんレベルは低い)
ルメール騎手は乗るが、人気するなら嫌いたい要素は多い。
・枠は普通の良い枠。

10.ダノンタッチダウン
・京都金杯では前目から直線で失速。トゥードジボンとは差があった。先行できているからチャンスはあるが、かなり力負けに見えるのでここもきついか。
・富士Sでは逃げたが11着。脚質を変えるためなのかわからないが、仕方ない。負けすぎだが。
・今後変わってくるかもしれないが、ここで激変は想像できない。変わってくるとしたら夏を超えてきた時だろう。それかダートや短距離に転向したらちょっと気になる。

11.マテンロウスカイ
・リゲルSではスローで先行して押し切り1着。しっかり展開がはまればオープンでは上位。
・カシオペアSではインが荒れており、外に持ち出さなければいけない状態でスムーズに行かなかった。先行しきれなかったのもあり、この馬にとっての能力が不発する条件が揃ってしまったことによる敗戦。
・今回は先行馬にウインカーネリアンがいて、ペースが速そうなので、展開の恵みはもらえないか。そうなるとちょっと能力的に厳しそう。

12.コナコースト
・ターコイズSでは大外から先行できずに中団での追走。4コーナーで外を回し、直線では少し伸びたものの前との差はつまらなかった。枠による敗戦の部分は大きかった。
・秋華賞では逃げたが、直線の中盤で止まってしまった。距離が少し長いか。桜花賞では前から粘れていて、リバティアイランド以外には負けていなかったので、マイルに戻るのはプラス。
・鞍上は戸崎騎手。先行してくれれば面白いが、この人がそれをやってくれるか。東京芝1600mでは買える騎手で、世間のイメージよりは信頼できる。
・休み明け。

13.トゥードジボン
・京都金杯では先行して4コーナーで追い出すも、もう少しでセッションを捉えられたところでゴール板。コレペティトールは通った場所が良かったため差がついたが、それほど差はない内容。3勝クラスと2勝クラスで京都を2連勝しており、京都がかなり得意か。
・東京は初。京都と東京は直線の長さやペースの傾向は似てるコースではあるので、今回は試金石とはなるものの期待は持てる。実際に2勝クラスと3勝クラスではスローからの競馬で勝利している。
・枠はもう少し内が良かった。スピード的にはドルチェモアやウインカーネリアンの方が速いので、外で追走させられる形になりそう。

14.サウンドビバーチェ
・ターコイズSでは先行して直線で止まってしまった。休み明けの影響もあったか、不思議な負け方だった。他の馬が先行して好走しているので、ペースでの言い訳はできない。ここも調子が急に戻らない限りは同じ形になってしまうか。
・ヴィクトリアマイルでは先行して直線で垂れそうになるも、最後はかなり伸びていた。思ったより頑張っていた。前が残りやすい馬場だったとはいえG1のメンツを相手にこれだけ走れたのは良い。
・今回先行馬が揃っている中で外枠を引いた。厳しくみえるが、能力はあるのでオッズがつくなら買うのもアリ。3連系を買うなら抑えると良いかも。

15.フリームファクシ
・京都金杯では中団くらいから追い込んできた。5着ではあったものの、最後使っていた脚はトゥードジボンと同じくらい。
・チャレンジCでは先行して粘るも、残り200mくらいで垂れてしまった。折り合いを考えると1600mの方があっていそう。
・8枠を引いてしまった。良い枠とはいえないが、最初の直線は長いのでどうポジションを取るか。能力はトゥードジボンと遜色ない。これだけ人気になっていないなら抑えても。

16.アヴェラーレ
・京都金杯では、外を回して1着のコレペティトールに0.3秒差。着順以上に評価できる内容であった。ただ、戦った相手は微妙ではある。
・スワンSでは出遅れ、直線では外を回して追い込むも差せずに1着ウイングレイテストと0.5秒差。1400mだったことと出遅れがあったため度外視できる。
・関屋記念ではインで脚をためて直線でもベストタイミングでディヴィーナを差し切り1着。インで脚を貯めることができればこれくらいの出力は出せる。恵まれたのもあるが、ディヴィーナ相当の評価でもいいくらいの馬。
・出遅れのリスクがあり、そうすると高確率で差し損ねそう。能力は高い。オッズ次第で選択。
・大外。割り引いて見るべきだが、能力の高さはあるのでオッズ次第。

人気になってないなら買いたいという馬が多すぎます。それだけ混戦ですが、オッズのグラデーションがついてるのがこのレースの妙味につながるでしょう。

そして、今回は先行馬がかなり揃っています。ペース的にはハイペースで持続戦になりそうな感じです。土曜の東京は差しも決まっていたので、中団くらいの位置から差す馬がちょうど良いと思います。

【印】

◎16.アヴェラーレ
○6.マスクトディーヴァ
▲7.ジャスティンカフェ
△15.フリームファクシ
🧵1.13.5.12.

前から行く馬はある程度厳しめに見てこうなりました。
マスクトディーヴァは間違いなく能力が高く勝率も高いものの、後方+距離短縮で取りこぼすのはあると思います。
アヴェラーレはもう少し前で競馬できると思うので、大外ながらも本命

【買い目】

16-6.7.15.1.13.5.12
馬連


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