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ヘッドハンターについて

 直近で作成しているお話についてですが、説明をさせてください。
 もともと『ヘッドハンター』と『ウソツキ』でセットのお話ということで終わりにするつもりだったのですが、その後に作ろうとしていたお話と同じ世界で展開できると思ったので、『ヘッドハンター』としてまとめることにしました。
 マガジンという機能が、こういうことをするのに向いていると思ったので、マガジンを作成して関連するお話を追加しています。
 ただ、何話か作成した今、振り返ってみると、わかりづらい部分があるうえに、続きものという説明もしていないので、途中から読んだ方はわけがわからないと思います。
 そういった理由で、今回、説明をさせていただこうと思いました。
『ヘッドハンター』は始まりの2話を踏襲して、各話、一人ずつ、登場するキャラクターが一人称視点で語ります。
 今回の説明は『ヘッドハンター』から『ジェミニ #2』までに起こったことのみの説明です。説明といっても、起こったことを私なりに解釈して羅列、図解させていただくだけになります。語られている以上のことを私も知らないうえに勘違いをしている可能性もあることをご考慮ください。
 ただし、ひとつだけ決定していることがあります。このお話の主人公格のキャラクターの目的、〝ヘッドの狩り〟は失敗します。


ヘッドハンター

 お話に登場するヘッドハンターの語りからイメージして画像を作成しました。いつも画像はAIですが、イメージ通りにならず、今回に限り作成しています。カラーで作成したものもあるのですが、ちょっと気に入らずモノクロのものにしました(まったく納得はしていないのですが、ここにこだわり過ぎると進まないので、絵はいつもAIです。もしかしたらこの絵は修正するか削除するかもしれません。もしくはAIのプロンプトをより正確に記述してイメージに近づけるか……)。
 左:ウッドペッカー(キツツキ)
『ヘッドハンター』『ウソツキ』の語り手。『ジェミニ #2』後半で双子の姉を抱える男。コモドオオトカゲの舌をもつ。人生で一度だけ嘘をついたことがある。
 右:クイーンビー(蜂)
『クイーンビー』の語り手。『ジェミニ#1,#2』で登場。毒を使う。
 ヘッドハンターの目的は、フリークスを狩ることです。この二人は、死後に力を得ています。すべての目的を達成したあとには、死ぬことができるようです。少なくともウッドペッカーは、自分の嘘で死ねない体になったため、安らかに眠りたいと思っているようです。


フリークス
 ・ヘッド
 フリークスのトップ。マイノリティたちの星。『スーパースター』『ジェミニ #1』で彼の言葉が聞ける。
 ・カボチャ野郎
『ヘッドハンター』で登場。ウッドペッカーいわく、子どもを狙うクソ。カボチャ野郎というのは、ウッドペッカーが勝手に呼んでいるだけ。
 ・カメレオン
『スーパースター』の語り手。学苑という学府でヘッドと出会う。顔を変えることができる。一般の家庭に紛れて生きる。
 ・蛇
『ウソツキ』『クイーンビー』で登場。拷問専門のフリークス。
 ・ジェミニ兄&姉
『ジェミニ#1,#2』の語り手。動くことのできる兄には五感がなく、触覚や視覚の情報は動くことのできない姉に出力される。
 フリークスは生まれながらになんらかの能力をもっているため(ギフテッド?)、他の人に疎まれているのかもしれません。また、あまりに傍若無人に振る舞うフリークスはDOA、Dead or Alive『生死を問わず』としてお尋ね者になるようです。ヘッドハンターは、おもにDOAのフリークスを狩ります。


理の外の存在
 ウッドペッカーやクイーンビーを死後に復活させ、力を与えたとされる存在です。彼らには閻魔大王や神仏などとして認識されていますが、本当のところはよくわかっていません。


これまでに起こったこと


 ・ウッドペッカーの父がフリークスに殺害される。
 ・『ウソツキ』でフリークスに捕らえられたウッドペッカーは、蛇から逃れ自ら命を断つが、閻魔大王により力を授かり復活。ヘッドハンターになる。
 ・カボチャ野郎がウッドペッカーの息子を殺害する。
 ・『ヘッドハンター』でウッドペッカーはカボチャ野郎の頭を狩る。
 ・『クイーンビー』で命を落としたクイーンビーは、神様か仏様に力を授かり復活。成長してヘッドハンターになる。蛇の頭を狩る。
 ・『ジェミニ #2』でクイーンビーは、ジェミニ兄の頭を狩る。

 以上です。今後ともよろしくお願いします。

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