コンプレックスが最近の行動の原動力になっているという話
私は現在、日本大学通信教育部(通信制大学)で学んでいる。
その一番の理由はシンプルで、「大卒資格を取るため」である。
それ以上でも以下でもない。大卒資格を得て就きたい企業があるわけでも、大学での勉強自体に興味があるわけでもない。
過去、大学受験に失敗し、「(第一志望ではない)行きたくもない大学に通うくらいなら行かない方がマシ」だと浪人を決意した。
再度受験するもまたもや失敗。二浪してまた挑戦したい気持ちを抱えつつも、受験に対するモチベーションは既に地に落ちていた。
気づけば高卒ニートと化して実家に寄生していた。
学歴コンプレックスを抱えた人間の完成である。
「(第一志望ではない)行きたくもない大学に通うくらいなら行かない方がマシ」という思考だったので、無謀にも第一志望の大学しか受験していなかった。そのため、第二・第三志望の大学に通うという選択肢すらなかった。
青春コンプレックスともいえるかもしれない。キャンパスライフを謳歌しているであろう同級生が素直に羨ましかった。
流石にこのままではいかんと、アルバイトで学費を稼ぎ、通信制大学に通うことになるわけだが、日本大学通信教育部を選んだ理由として、「昼間スクーリング」があり、「独立キャンパスを持っている」点が挙げられる。
受験に対するモチベーションが地に落ちた私でも(入学試験なしで)通え、以上二つの点から「なんかキャンパスライフ楽しめそう」な日本大学通信教育部はまさに光明だった。マジで標的取り囲むの上手いですわ日大。
話はそれるが、私は地方出身であることから東京への強い憧れがあった。
いうならば、地方コンプレックスである。これを解消するという目的も兼ねつつ、昼間スクーリングに通うためにマジで上京しました。
まあ実際は世間を騒がす感染症のせいで憧れの東京生活とは程遠いんですけど。これはまた別の話。
地方からの上京ということで、当然一人暮らしを始めることになる。
実家に寄生していた元ニートにとっては大きな環境の変化である。
これにもちょっとしたコンプレックスに関係する話が絡んでくる。少しほど前、「子供部屋おじさん」というワードがネット上を賑わせた。
子供部屋おじさん(こどもべやおじさん)とは、40歳を過ぎてなお親元に住み続ける未婚者の男性を揶揄するために用いられるインターネットスラングである。略してこどおじともいう。(出典:『Wikipedia』)
このパワーワードに図星を突かれ、こどおじコンプレックスを抱えたおかげで、私のニート(実家)脱出が早まったといっても過言ではない。ニートはすぐネットに毒されるからね。
実家暮らしであるというだけでここまで揶揄されるのなら、大学進学を機に、いっそのこと地元を飛び出して一人暮らしをしてやろうという算段である。一応言っておくと私は20代ですよ。
つまり、私にとって日本大学通信教育部で学ぶということは、学歴コンプレックスと青春コンプレックスと地方コンプレックスとこどおじコンプレックスを同時に解消できる唯一の方法であるということだ。
コンプレックスを抱えたまま生きるなんて絶対に嫌だからね。我ながら上手く落としどころ見つけたなと思う。
他にもコンプレックスはあり、解消のために悶々としているのですが、流石に話が脱線しすぎるので今回はここまでにしようと思います。
強烈な自分語りの記事になってしまいました。お目汚し失礼いたしました。
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