アメリカ看護師あるある?驚きのアメリカ看護師事情。
Aloha!
おっちょこ国際看護師Mitsukiです。
早いもんでハワイ州で看護師としても2年目になりました。
アメリカと日本の違いはなんですか?
という質問をよく受けるけど本当に違うところがいっぱいで。
はて、どこから話そうか?ということがあります。
それを今回の記事でいくつかご紹介します。
アメリカ看護師の勤務は週3日!?
これはYES/NO。
勤務体系や時間は病院や施設によって異なるので週3日でフルタイムとしてみなされる場合があれば8時間勤務で5日働いてフルタイムとなる場合も。
ちなみにハワイ州は週20時間以上働く人には保険を渡さないといけないとなっているので、私は毎週20時間以上勤務するようにしています。
さらに多くの場合決まった勤務帯で働くようになっているので、朝勤務のひとは朝勤務だけ、夜勤は夜勤だけが基本。
日本のように夜勤も日勤もごちゃ混ぜという人は少ないです。
長期療養施設の看護師対患者数は〇〇人!?
長期療養型の施設では正看護師(RN)一人に対して看護度などに応じますが20人から40人ほど受け持つ場合があります。
ADL介助に関してはナースエイドさんが担ってくれますがびっくりするほどの患者数。
長期療養型の施設で働く場合は常に時間との勝負!
リーダーシップ力、タイムマネージメント力などが日々試されます。
看護職の種類の多さ
看護師さんにも様々な種類があります。
NP: ナースプラクティショナー(診療看護師)
RN: レジスタードナース(正看護師)
LPN/LVN
CNA/NA
それぞれの’Scope of Practice’
つまりどこまで出来て、出来ないかを知っておくことは必須です。
それに応じて振り分けれる仕事はお願いします。
現場ではデリゲーションやエンドースと言います。
病欠しやすい!?
日本で働いていた時は「点滴してあげるから出勤してきなさーい!」という感じで病欠がなかなか難しかったけど簡単に病欠できます。
体調が悪いなら出勤しない!が基本です。
他の理由でなんちゃって病欠する人も多いです。
「Call in sick」といって出勤の数時間前にはなるべく連絡して欲しいという決まりがあります。
病欠が出るとまずは「オンコールナース」さんが呼ばれる場合がほとんど。
オンコールナースさんはこういった欠員が出たときに出勤するナースさんで他の仕事と掛け持ちしてオンコールナースとして働く人が多いです。
オンコールナースとして働いてた時は「〇〇さんの家族が病気になっちゃったから今からこれる?」という感じで電話がかかってきます。
看護師の入れ替えが激しい!?
私が今まで勤務してきた場所柄もあるのでしょうが、人の入れ替わりは激しいです。
日本のように4月にどっと新人さんが入るというわけでもなく、常に新しい人が入っていきます。
高齢者施設、長期療養施設はなかなかタフな現場だから長続きしにくいという現状も。数ヶ月、早くてトレーニングが終わった直後から見かけなくなるそんなことも日常茶飯事。
仕事内容などに釈然としない場合は「これだったら仕事しないよ!」「明日から来ないよ!」「この仕事量だったらいくらちょうだい!」とバリバリ交渉してる看護師さんたちも。
今回の記事ではこの辺で。
書いている途中で他にも思いついたので第2弾もしたいと思います。
No Rain, No Rainbow.