私と妹のピアノの思い出
こんにちは♪ いかがお過ごしでしょうか。夏から秋へ季節が変わりましたね。私は夏の太陽とググっと迫ってくるような青い空が大好きなので、秋になるといつもさみしい気分になります。
寂しい気分を紛らわすため、書きます(笑)
子供のころから、ピアノを妹と一緒に習っていました。当時の心境と練習に対する気持ちなど、姉の私と妹はどんな気持ちでピアノを弾いていたかお話しようと思います。大人になった今、妹からピアノが彼女にとってどんなものだったのか聞くことが出来ました。
姉の私は自らの意思でピアノを習いたいと、2歳くらいからレッスンに通っていました。その後ブランクを経て小学校2年生のころにレッスンを再開しました。
歌、ピアノ、絵、建築など、芸術に関する事に夢中になっていたと両親から聞いています。ただし、学校の勉強は苦手で、運動もできなくて、学校ではいつもビリでした。ピアノ教室と机の中のカラフルな色鉛筆が心の拠り所でした。ピアノの練習は欠かさず、ほぼ毎日していましたし、暗譜してきてねと言われたら次回のレッスンには暗譜で弾けるよう頑張って練習しました。発表会も楽しかったですし、合唱のピアノ伴奏も自ら手を挙げ引き受けていました。
一方、妹は…下の子によくある、姉がやっているから習わされるというパターンでした。両親は教養として習った方がいいと、妹をピアノレッスンに連れて行ったそうです。妹は音当てゲームなどもすんなり出来たし、譜読みも早く、いろいろな曲を短時間で合格させてもらえるような感じでした。
今になって当時の事を妹に聞くと「ピアノは楽しくなかった。おねえちゃんがやってるから、ついていっただけ。早く合格させてくれたのも先生が、飽き飽きしているのを察して、ピアノに興味がなくならないよう工夫してくれただけだよ。おねえちゃんに先生が厳しかったのは、その逆だったからだと思う。算数とか理科とかの勉強の方が面白かった。ただレッスンは苦痛ではなかった。先生は優しかったし、進学とか将来の事で相談に乗ってくれたから。」と。(※ピアノ以外の事も自分のレッスン時間内に相談するようにしていました。)
たしかに妹は私と逆で、算数や理科、社会など勉強はまじめに取り組み、テストも100点をたくさん取って帰ってくるような人でした。中学生までピアノを続けてましたし、軽音部にも入ったりしていたので、勉強と両立して音楽を楽しんでると思っていました。
姉妹揃って運動はダメダメでしたが。
姉妹で夢中になったこと、得意な事は逆でした。今でも共通した話題はありません。連弾も今後一緒にやる事はないでしょう。私は「ピアノは楽しいよ」と妹を誘うつもりもありません。
姉妹だからといって、同じものが好きとは限りません。それは個人の価値観なので、自分がおもしろいからといって強要するものではないと思います。ただ、「なんでこの人はピアノ好きなのかな。」と興味を持ってもらえるように、「私はピアノが好きです」と発言はしていきたいです。
妹の場合は「法律に興味があって、その勉強が楽しいんです」とはっきり言います。
・・・同じ親から生まれたよね?
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