『北田卓史原画の部屋』 いろいろな動物たち
みなさんこんにちわ、児童画家北田卓史の描いた児童画の原画を管理しているTAXI Pro.です。
今回は、北田の描いた動物の原画を紹介します。
北田の描く動物は、多くの場合、擬人化され、人物を描くときと同じようにどちらかというと平面的に描かれています。また、幾何学模様の服を着ていることが多いのも、同様です。
動物と子どもが大勢でキャンプ場でバーべキューをしている場面です。
ゾウ、クマ、ウサギなど、北田の童画でたびたび登場するキャラクターが勢ぞろいしています。小川の向こうでタヌキが羨ましそうに覗いていますね。
次は、タイトルに使った絵です。
キリン、カバ、ライオンなどのアフリカのサバンナにいる動物たちがこたつに入っています。こたつの掛け布団がめくられて、動物たちの足が複雑に入り組んでひしめき合ってます。その様子をねずみが不思議そうに眺めています。
掛け布団の柄にも幾何学模様が使われています。
クマとウサギです。1976年の作品です。
木の葉でひらがなの勉強中。クマやウサギは、子ども向け絵本には欠かせないキャラクターなので、いろいろな作品の中で頻繁に登場します。
前回のお正月の遊びの絵でもこの絵と同じクマとウサギが登場していました。
またキノコ型に抽象化された木も典型的な北田の作品の特徴です。
こちらは、イヌとネコ、これはイヌのトムとネコのチムを主人公にした大石真さんがお話を書いた「トムとチム」シリーズの中に一冊で、「トムとチムのチョッキ」という作品のなかの一場面です。
この他にも、たくさんの動物の原画が残されていますので、もう少し紹介しましょう。
これは、ネズミ、バイクに乗って疾走中。
キリンです。たんぽぽを踏まないように気を付けて。
くろやぎさんから届いた手紙はしろやぎさんの3時のおやつになってしまいました。
遠くの山の上の家でくろやぎさんが手を振っています。
最後はこちら。
ライオンの家族です。これは、15センチ四方くらいの小さな作品です。
動物たちの絵は、まだまだたくさんあるのですが、今回は、この辺でおしまいにします。