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OSSC Proを購入した

2025/1/7

上がMorph 4K 下がOSSC Pro

Morph 4Kも同時に購入した。

OSSC Proについて

購入時の料金など

2024/12/2にVGPで購入。
リモコンとACアダプター込みで310ユーロ。
ここからブラックフライデーセールで10%割引に。
送料はDHL Express Worldwideで47.85ユーロ。
(Morph 4Kとオプション類合わせての送料)
輸入消費税等が6980円かかった。
2024/12/9に到着。

開封時

箱を開封したら既に本体の入っている静電気防止袋の封が空いていた。
購入元によると、CEマークのシールを貼るためと、ファームウェアアップデートが正常に出来るか確認するために工場から届いた時点で開封しているとのこと。
なので届いた時点での最新FWのVer. 0.77の状態で届いた。

アカウント閉鎖予定らしいので念のため画面キャプチャ貼り付け

本体

入出力端子とかは公式のクイックスタートガイドに画像付きで記載あり。
受付可能な信号の種類などはJunkerHQのWikiが詳しい。というかほぼ全ての情報がWikiに記載されている。

初回起動時の出力画面解像度は720x480p60fpsのテストパターンなので大抵のモニタで問題なく映ると思う。

ちょっと気になったのはSCART端子とVGA端子にOSSC Pro独自のピンアサインが存在すること。
SCART端子でTTLレベルの水平同期垂直同期を扱うのはかなりレアケースだと思うので無視してもよいと思うが、VGA端子でビデオレベルの複合同期信号を扱う際に専用のピンに信号を入れないといけないというのは問題になるパターンがありそうな気がする。
本来の複合同期を入力すべき13番ピンにTTLレベルでない複合同期信号を入力した場合にOSSC Pro側がどういう挙動をするのかは気になる。が、自分では試せない。実は普通に受け付けてくれたりしないんだろうか。
一応、VGPで販売しているAV Input/Output Adapter v1.3はそのあたりしっかりカバーしているっぽい。githubで配線図が公開されている。特殊な使い方したい場合はこのアダプターを買うかケーブルを自作する必要がある。

オプション品

購入時にリモコンとACアダプターも合わせて購入した。
リモコンは無いとかなり困ると思うので合わせて買った方がよい。サイズは結構大きい。電池は単4乾電池2本で付属してこなかったので自分で用意する必要あり。
ACアダプターはマルチリージョン対応の物が購入できる。

プラグ部分が交換できるようになっている

モデルナンバーはYHY-05002500となっていた。
ケーブルの長さは1.2m程度。
100-240V入力対応。出力は5V 2.5A 外径5.5mm 内径2.1mm センタープラスのDCプラグ。
Wikiによると最低限2Aあればよいが2.5A以上を推奨するとのこと。
日本国内で使う分にはAタイプのプラグだけあればよいので、5V3AとかのACアダプターを別で買うのもあり。
OSSC ClassicのACアダプターは出力電流が小さいので流用不可。

購入時点での感想

良かった点

  • パッと見でも映像がキレイ
    RT5Xと比較しての感想。おそらく内部処理が一貫してRGB444なため。
    RT5Xは基本YUV422処理なのでGeneric設定などだとサブサンプリングされた状態で出力される。一部設定によってはYUV444で出力可能。
    OSSC Proはどの設定でもサブサンプリングされていない状態で出力される。
    おそらく既にOSSC Classicを使っている人はあまり差を感じないと思う。

  • 低遅延と互換性の両立
    Adaptive Line MultiplierというモードのおかげでOSSC Classicのデメリットであった互換性問題をカバーしている。
    自環境だとSFCとOSSC Classicの組み合わせだとモニターが定期的に暗転してしまってゲームにならなかったが、SFCとOSSC Proの組み合わせであれば安定して映すことができた。

気になった点

  • 本体に物理の電源スイッチが無い
    OSSC Classicはトグルスイッチが付いていて物理的に電源を切断できたが、OSSC Proは電源を接続していると常にスタンバイ状態になってしまう。
    使っていない時は完全に電源を落としておきたいがプラグを頻繁に抜き差しするのはちょっと嫌なのでDCケーブル用のスイッチとか用意した方がいいかもしれない。

  • 本体のコントロールスティックはちょっと操作しづらい
    押し込みで決定だがボタンが硬くて決定するつもりが方向キーも入力してしまうということがよくあった。リモコンを使った方がよい。

  • Auto phase detectが正しく動作しない場合がある
    SFCの横256pxの映像を入力した時、256px用の設定を有効にしても自動でphaseが合わない。今のところ発生率100%。
    手動で合わせればよい話ではあるがやはりうまく動いてくれないのは少し気になる。
    VGPのフォーラムでも同様の報告を見つけたが、過去のFWの話だったり発生率は30%ぐらいと書かれていたりで自分のとは状況が違うような気がする…。
    一応フォーラムで確認中。


そのうち必要があれば何か追記するかも。

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