OSSCのファームウェア更新時の注意点

2025/1/29

OSSCは本体のリビジョンにより導入できるファームウェアに差がある。

ここでいうOSSCはオリジナルの無印OSSCのこと。
VGP本家のもの、Amazonやアリエクなどで販売されているコピー品のものどちらも該当する。

1.8はv1.xxのみ適用可能

VGP本家で2023末頃から販売され始めたV1.8と表記された本体が該当。
それ以外で販売されているものも1.8となっていれば該当するはずだが…表記されている情報がいまいち信用できないので確実に対応しているかはわからない。
購入時点でv1.xx系のファームウェアが適用されている本体なら1.8と考えてよいと思われる。

このリビジョンの本体はv1.xx系のみ適用可能。
投稿時点での最新版はv1.11。

v0.xx系のファームウェアは適用不可。
導入しても壊れはしないらしいが、入力検出が正常に動作しないらしいので入れない方が良い。

1.7以下はv0.xxのみ適用可能

2023年より前に販売していたものは基本的にどれも1.7以下になる。
VGP本家ではもう売られていないようだが、Amazonやアリエクでは今でも1.7以下のものも販売されていて、1.8と混合状態になっている。
購入時点でv0.xx系のファームウェアが適用されている本体なら1.7以下と判断して良い。
家庭用ゲーム機用途で使うのであれば1.7以下で問題ないと思うが、これから新しくOSSCを買う予定かつ確実に1.8が欲しい場合はVGP本家で買うと良い。

このリビジョンの本体はv0.xx系のみ適用可能。
投稿時点での最新版はv0.90。

v1.xx系のファームウェアは適用不可。
導入は、それ自体に故障のリスクがあるし、正常動作も保証されないのでやめておいた方がよいと思う。

改造した1.7以下の物は全て適用可能

1.7以下のものは新しいファームウェアを適用するための改造方法が公式で公開されている。
注意点としては、コピー品は使用しているチップが本家と異なる場合があり、その場合は改造により壊れる可能性があるとのこと。
詳細は以下のリンク先に。
https://videogameperfection.com/forums/topic/ossc-v1-xx-series-beta-firmware/

改造にはハンダ付けの技術が必要。改造の方法は上部のリンク先に記載されている。youtubeで「ossc mod」とかで検索すれば作業風景を撮影した動画も複数見つかる。
作業難易度は高めだと思う。配線をハンダ付けする箇所が細かすぎる。GBカートリッジのバッテリーバックアップ用電池を交換した程度の技量の自分では不可能だと判断して自分の物は改造していない。

この状態の本体はv0.xx系とv1.xx系どちらのファームウェアも適用可能。
たとえ改造後であっても、古いファームウェアを適用しても問題ないらしい。

余談:jpファームウェアについて

v0.xx系は日本語翻訳されたファームウェアも公式で配布されている。
個人的にはこれは使わずに英語表記のファームウェアを使用することをおすすめする。

日本語ファームウェアをおすすめしない理由は以下の通り。
1.日本語となっているがほぼ英単語をカタカナになおしただけ
2.ネットで情報を探すときに英語表記で検索しないと情報がでてこない

v1.xx系ではそもそも日本語翻訳されたファームウェアは用意されていない。


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