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ルパン三世パート6が来るぞ
ビジュアルが公開されたぞ!顔が良い!
💎新シリーズ放送💎
— アニメ「ルパン三世」公式★【PART6】10月放送 (@lupin_anime) May 25, 2021
『ルパン三世 PART6』
2021年10月より日本テレビほかにて放送決定📺✨
さらに、ティザービジュアルも解禁‼️
この男、
悪人か、
ヒーローか#ルパン6 #Lupin6
公式サイト▶️https://t.co/7P2EA9DcEv pic.twitter.com/utpQ8UkT5D
「この男、悪人か、ヒーローか」ですって。アニメ化50周年で気合い入ってますね〜
それでは見ていこう!
彼らは再び、何を作ろうとしているのか?
1.スタッフ陣
監督、シリーズ構成、キャラデザがそれぞれ発表。脚本作監は毎回交代かな〜。ザッとみた感じだいぶな実力のメンツが揃ってるのでいけそう
監督・菅沼栄治
自身も設立に参加したスタジオゑびすをはじめとし、多岐に渡って作画や監督を務めるスーパーマン。お馴染みのあのアニメのOPの原画も描いてるかもしれない
Twitterやってる。
シリーズ構成・大倉崇裕
ものすごい既視感ある名前だ〜と思ったらコナン映画の脚本やってました、から紅と紺青。あれ面白かったっけ......
小説がむしろメインの活動らしくアニメに関わってるのはほんとにルパンとコナンぐらい。なるほど
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キャラデザ・丸藤広貴
キャラデザから作画までこなす。アンパンマン映画やポケモン映画、ちょっとディープめなテレビシリーズらへんに参加。ルパンだと最近のテレビスペシャル2本にキャラデザ作監で参加。プリズンオブザパストはええぞ
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2.キャッチコピー
「この男、悪人か、ヒーローか」
社会的には悪人、でもヒーロー。ダイナミックにお宝を盗む姿。アルセーヌルパンから引き継ぎ確立した美学。パートナーとのシブい掛け合い。そこにシビれる憧れる。腕伸ばして海の賊やられてる方とはワケが違う
なのでぶっちゃけ答えは「悪人かつヒーロー」です。1話でもルパン観たら誰でもわかります。悪人とヒーローは両立できます。よろしくお願いします。
ではなぜ改めてこれを再提示するのか。
1話もルパン観てない人がいるからです。カリオストロの城だけとか、なんならカリオストロの城もみてなかったりとか
ルパンはご長寿シリーズな割に実際そういうところがあります。毎週やってるわけでもなく、現在では1話完結の特番を年1ぐらいでやるというような特殊な作品だからです。作品群です。
そういった方々にも食いついてもらう意図だと思います。今回のジャケットたまたまカリオストロの城と同じ緑だし(たぶんテレビシリーズパート1が緑ジャケだったので今回緑です)。
でも作品がやりたいことはそれだけじゃないと思います。その話はあとでします。
3.イントロダクション
公式サイトをみるぞ!なるほどなるほど!
新作アニメーション『ルパン三世 PART6』は、ルパンを紐解く2つのキーワードでストーリーを展開。1クール目は、〈ミステリー〉!王道かつ斬新な、謎多き物語が幕を開ける。
ハード&ヘビー&シビアな令和の世を、軽やかに駆け抜けていくルパンとその一味。次なるターゲットは何だ!?
何だ!?!?!?!!!?!!??
舞台は現代、令和(なんでルパンに令和とかいうワード使っちゃうの...)。ハード&ヘビー&シビアな令和。ヘビーだ。やたら現代現代言ってるのはパート4から「舞台は現代どこそこの国〜」って明示してやっちゃって後戻りできなくなったから感あるよね仕方ないね。今回はイギリスっぽい
王道かつ斬新な謎多き物語らしい。ルパンって大体そんな感じ。ギャグ漫画日和
それより「ルパンを紐解く」んですってよ奥さん。やっぱりルパン知らない人向けってだけじゃなさそう
......ケツ論、パート6は「ルパンとは何者かを改めて描き直す」ものになると思います。50周年なんで。
「この男、悪人か、ヒーローか」。これは「パート6ではこういうとこしっかり見とけよ」というメッセージでもある。
で、多分こういうことができるのは、前述したようなルパン三世シリーズの特殊な性質のおかげだと思ってます。その話して終わります。
4.作品の数だけルパンがいる
ルパン三世における"王道"がカリオストロの城だと思ってる方はその考えを今すぐトイレに流しなさい。
ルパン三世に王道は存在しません。モンキー・パンチによる漫画が原作としてあるだけです。
王道が無いとはいえ新作で何やってもいいわけではなく、ルパン三世の作品及びキャラクターを形成する最低限の「ルパンらしさ」は確実にあります。でもそれはどっかにハッキリ書いてるわけではなく、50年以上にわたる作品群の中で出来上がったものです。
この、「らしさ」を受け継ぎ新しい作品ができるという特殊な性質を、私はルパンを「借りる」と呼んでいます。ちなみにカリオストロの城は特にその色が強い。
ルパン三世って、観る側はもちろん、作る側すらもルパン三世が何者かを完全に理解していません。できないからです。わからないところを想像で補うか描かないようにするかしなくちゃいけない。新作作るのってむしろめちゃくちゃ難しい。
「ルパン三世とは何者かを改めて描き直す」などと大層なことを言いましたが、ぶっちゃけこれはルパン三世を描いてきた作家は全員これをやってます。テレビシリーズだからより本来のルパン三世に近い、とかではなくテレビシリーズ含め全部がニ次創作です。それが今までずっと続いてるというだけ。
そしてこの性質や、ルパン三世特有の「わからなさ」がルパンの魅力だったりします。主人公なのに謎だらけ。だから50年以上やってても「ルパン三世とは何者か」という議論ができる。
そして、そういった部分を表面までえぐり出してきて再提起するのがこのパート6だと私は思います。
楽しみですね!
ではでは!チャンネルはそのまま!
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