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副業情報を自動で集めて通知するツールを作ろう_4【GAS】【スクレイピング】【最終回】
この記事は「簡単にこなせる副業情報を自動で集めて通知してくれるツールを作ろう」の4回目の記事になります。プログラムの詳細解説をしようと思ったのですがWEBスクレイピングには親切な解説記事がたくさんあるので完成品を配る方が手っ取り早いと思いまして完成品を配布します。何かの参考にして頂けると幸いです。このシリーズは今回が最後です。
1~3回目までの記事を読んでいなくても今回の記事だけで完成品が手に入ります。1行もプログラムを書かなくても動きます。
この記事で手に入るもの
・副業サイトのランサーズとクラウドワークスのタスク案件を検索してメール通知するシステム
この記事の対象者
・できるだけコピペで簡単に何かを作ってみたい
・スクレイピングのシステムサンプルが欲しい
・GMailを操作するサンプルプログラムが見たい
・Google Apps Script(GAS)初心者の方もOK!
この記事で必要なもの
Googleアカウント
では早速やっていきましょう
Step1:スプレッドシートをコピー
まずGoogleにログインしてください。
次に下記のスプレッドシートを開き、「ファイル」→「コピーを作成」を選択して自分のGoogleマイドライブに保存して下さい。保存したら最初に開いたコピー元のスプレッドシートは閉じてください。
![コピーを作成](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50128133/picture_pc_d93f35c2fd92d4a13dda4bb6e66c282e.png?width=1200)
![コピーを作成02](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50128132/picture_pc_d35131cde02adb8d62f5b7ca5fcebf7e.png)
Step2:実行します
さきほど自分のGoogleマイドライブに保存したスプレッドシートを開いた状態で、スプレッドシートの「実行ボタン」をクリックして下さい。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50320272/picture_pc_f9357c40e0eab1b8cd34169ef0d11a49.png?width=1200)
初めて「実行ボタン」を押すと下のような承認が必要ですと警告がでるかもしれません。警告が表示されたら「続行」を押してください。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50320592/picture_pc_3f4b9f5d185760dbc5cea802cd942004.png)
「継続」を押すと、下の画面に変わります。
自分のアカウントをクリック
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50128326/picture_pc_ed670442e3921d576a7ee9f3fc6f49cd.png?width=1200)
「このアプリはGoogleで確認されていません」と表示されてビックリするかもしれません。左下側に小さく表示されている「承認」をクリック
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50128337/picture_pc_5aa71ff5c7b122809ba1de42fcf0954d.png?width=1200)
「~(安全ではないページ)に移動」をクリック
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50128348/picture_pc_c39f6609e15a7a0e8ae3cb609c6d9e08.png?width=1200)
「許可」をクリック
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50128363/picture_pc_3847525d081be5ce048ea4d42df31cef.png?width=1200)
上の画面で「許可」ボタンをクリックした後に、もう一度「実行ボタン」をクリックすると下のようになります。
![スクレイピング](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50322118/picture_pc_826e61291f83ebbbbc9a00b4d096b937.gif?width=1200)
同時にメールが届いたら完成です。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50322546/picture_pc_4997d6e0c45454a82e8a8258356b8f5e.png?width=1200)
メール通知先はシート「メール送信先」に追記することで増やせます。何も記入がないときは自分のGmailに届きます。
基本的に'アンケート'案件を検索しますがシート1のB1に検索ワードを入れるとそのワードで検索します。ex.3分 超簡単
実行テストが出来たら、定期的に実行する設定をしましょう。第2回目で解説しましたが下にも書いておきます。
定期実行の設定
GASのトリガーという機能でプログラムを定期的に自動実行することができます。12時間ごとに実行する例で説明します。
Apps Scriptの左側のメニューの中からトリガーをクリックします。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50322661/picture_pc_b2765f4d9985c91d4228e32eb8609e0d.png)
トリガー画面に変わったら、右下の「トリガーを追加」をクリックします。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50322673/picture_pc_fca33ca9aeb994f2c15844d7cf88463d.png?width=1200)
トリガー追加画面で次のように設定します。
実行する関数を選択 → main
実行するデプロイを選択 → Head
イベントのソースを選択 → 時間主導型
時間ベースのトリガータイプを選択 → 時間ベースのタイマー
時間の間隔を選択(時間)→ 12時間おき
上のように設定して保存ボタンをクリック
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50322697/picture_pc_5f19adee5dfc428190dafc8d45230c1b.png)
この設定で12時間ごとに自動で処理されるようになります。
注意が必要なのは何時何分から12時間後とかでなくて、設定操作をした時間から12時間毎になること。例えば10時5分に設定したら「22時5分」と「10時5分」に実行するようになります。
全4回「簡単にこなせる副業情報を自動で集めて通知してくれるツールを作ろう」の解説はここまでです。GASでスプレイピングする方法をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。次は不動産関係をスクレイピングしてLine投稿したりtwitter投稿するようにしてみようと思います。
次もよろしくお願いします。
過去記事:
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お勧めの本
GASを勉強したい人におススメの本は「Google Apps Scriptのツボとコツがゼッタイにわかる本」です。基本的な仕組みから実践まで分かりやすくて、教科書的な本がニガテな人には絶対におススメの本です。