松下幸之助名言集
「どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすことである。」
「志を立てるのに、老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ず開けるのである。」
「商売とは、感動を与えることである。」
「部下に大いに働いてもらうコツの一つは、部下が働こうとするのを、邪魔しないようにするということだ。」
「自分の仕事は、人の助けなくして、一日も進み得ないのである。」
「競争も必要、対立することもあっていい。だが敵をも愛する豊かな心を持ちたい。」
「人と比較をして劣っているといっても、決して恥ずることではない。けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである。」
「いくら熱心でもムダなことやったらいけませんで。それがムダかどうかは、あなた自身で考えなさい。これは無駄なことかどうか、一つひとつ検討しなさい。必ずムダなことをやっているに違いない。」
「逆境もよし、順境もよし。要はその与えられた境遇を素直に生き抜くことである。」
「青春とは心の若さである。信念と希望にあふれ、勇気にみちて、日に新たな活動を続けるかぎり、青春は永遠にその人のものである。」
「人の言に耳を傾けない態度は、自ら求めて心を貧困にするようなものである。」
「どんな賢人でも、その人ひとりの知恵には限りがあって、だから自分の知恵、才覚だけで事を運べば、考えがかたくなになる。視野が狭くなる。」
「万策尽きたと思うな。自ら断崖絶壁の淵にたて。その時はじめて新たなる風は必ず吹く。」
「今日の最善は、明日の最善ではない。」
「一流の人材ばかり集めると会社はおかしくなる。世の中、賢い人が揃っておれば万事上手くいくというものではありません。賢い人は、一人か二人いればたくさんです。」
「世間には、大志を抱きながら大志に溺れて、何一つできない人がいる。言うことは立派だが、実行が伴わない。世の失敗者には、とかくこういう人が多い。」
「迷う、ということは、一種の欲望からきているように思う。ああもなりたい、こうもなりたい、こういうふうに出世したい、という欲望から迷いがでてくる。それを捨て去れば問題はなくなる。」
「人には燃えることが重要だ。燃えるためには薪が必要である。薪は悩みである。悩みが人を成長させる。」
「楽観よし悲観よし。悲観の中にも道があり、楽観の中にも道がある。」
「アイデアを生むと言っても、口先だけでは生まれない。これもやはり熱心であること。寝てもさめても一事に没頭するほどの熱心さから、思いもかけぬ、よき知恵が授かる。」