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九州の食文化を世界へ!ワイエスフード株式会社様とコラボ企画を開催

九州の食文化を世界に発信し続けているワイエスフード株式会社について

九州に住んでいる方は一度はたべたことがあるであろう九州筑豊ラーメン「山小屋」をはじめとした、ラーメン店や手羽先唐揚げ専門店などを展開する、ワイエスフード株式会社様とコラボさせていただき、大学生を中心としたZ世代向けの1Dayインターンシップを開催いたしました。

ワイエスフード株式会社/会社概要
2025年、創業55年を迎えるワイエスフード株式会社は、九州筑豊ラーメン「山小屋」などを中心に、ラーメン店や手羽先唐揚げ専門店を全国・海外に展開する九州を代表する会社です。
平成6年の法人設立以来、「本物の味を世界へ」というビジョンのもと、こだわりの素材で安心・安全な九州の味を提供し続けています。ラーメン以外にも、海外店舗や温泉施設なども手がけ、九州の食文化を幅広く世界へと発信しています。

https://ys-food.jp/

今回はインターン企画のみでなく本社見学をさせていただけることとなり、
いざ本社のある福岡県田川郡香春町へ出発です!

いざ本社へ!大きな入口に参加者の足どりも早まりました笑

Z世代✕九州の代表企業「ワイエスフード株式会社」でどんな商品が生まれるのか

【企画概要】
2024年8月27日火曜日
マーケティング戦略や商品企画のプロセスが学べる1Dayインターン

まずオリエンテーションでは、ワイエスフード株式会社様の歴史や業務内容について教えていただきました。

参加者も見入ってしまう資料

オリエンテーションの後は、「山小屋 創業店」へ

創業店の外観

オリエンテーションの後は得た知識と感動を胸に、「山小屋 創業店」を訪れました。
やはり「山小屋」のラーメンは絶品!
企業の魅力をしっかり学んだからこそ、その一杯の奥深さがより一層感じられます。

おいしくいただきました!ごちそうさまでした🎵

もちろん看板メニューのラーメンは外せませんが、季節限定メニューや餃子も絶品です。


いざ工場の中に潜入!ワイエスフード株式会社のこだわりを体感

門外不出の味!秘伝のタレと、とろける柔らかさの焼豚

完璧なバランスでブレンドされたタレで焼豚の美味しさを最大限に引き出しています。
じっくりと煮込まれ、さらに長時間かけて漬け込まれて熟成された焼豚は、口に入れた瞬間にほろりと崩れるほどの柔らかさ。まさにワイエスフード様のこだわりが詰まった逸品です。

工場内は完全抗菌。参加者もしっかりとスーツを着用しました。

製麺工場の常識を覆す!自家製麺はすべて一連の流れで製造している

次に、今回の見学の中でも特に印象的だった製麺工程について詳しくご紹介します。

一般的な製麺所では、製造過程ごとに担当が分かれていることが多いですが、ワイエスフード株式会社様ではすべての工程を一貫して行うという、他に類を見ない製造体制を取っています。

麺の熟成庫の様子。寝かせることで小麦の旨味を引き出します。

小麦の香りがたまらない!6段階の製造を経て生まれる美しい麺

見学は、小麦粉の保管場所からスタート。扉を開けた瞬間、小麦の芳醇な香りが鼻を抜け、期待感が高まります。

そして、いよいよ製麺工程へ。
ここでは、なんと製麺工程で8種類、大型ラインで7種類を製造しているとのこと。
小麦粉を練るところから始まり、6段階の工程を経て徐々に細くなっていく麺は、まるで芸術作品のように美しく、思わず見入ってしまうほどでした。

さらに、ワイエスフード株式会社様では一部の麺に使用する小麦粉を自社でブレンドしているそうです。素材への並々ならぬこだわりを感じます。

小麦の種類もたくさん!ずらりと袋が並んでいます。

真夏の暑さも吹き飛ぶ!冷蔵庫見学も行いました!

この日は気温の高い日でしたが、冷蔵庫の見学では一瞬で寒くなるほどの冷気に包まれ、身も心もリフレッシュ!
徹底した品質管理体制を垣間見ることができました。

製造工程内に土なども入らぬように靴もしっかりガード!

今回の工場見学を通して、「山小屋」ラーメンへの飽くなき探究心と情熱を肌で感じることができました。

見学者の心を掴む!徹底した清掃へのこだわり

工場見学では、学生たちから熱心な質問が寄せられました。
とくに清掃に関する質問の場面では、ワイエスフード株式会社様の徹底ぶりが伺えました。

なんと、工場では1日4時間もかけて清掃を行っているとのこと。
朝に1時間、そして業務終了前に3時間、
毎日欠かさず行うことで、工場内は常に清潔に保たれています。

この取り組みは、衛生面への配慮はもちろんのこと、お客様への真心の表れでもあります。その徹底ぶりは同業者からも称賛されるほどらしく、実際に見学させていただくなかで「他とは違う、一歩上を行く視点」を持っていると感じました。

機械も常にピカピカに磨き上げられ、メンテナンスも徹底されており、ワイエスフード株式会社様のラーメンへのこだわりは、味だけでなく、工場全体の清潔さにも現れていました。

安心して食事を楽しめる環境づくりも、ワイエスフード様の「おもてなし」の一つだと感じた瞬間でした。


Z世代が考える!?消費者に選ばれる新商品を考案せよ

創業店で山小屋ラーメンを食べて、実際のつくられる工程をみた後は、
いよいよ「新商品開発」ワーク実践です!

【今回のMission】
「若者のブームになるような山小屋ラーメンアレンジを考えて提案しよう」

Mission発表後、
「参加者自身が食べたくなる商品」を意識して考えました。

まずは山小屋のラーメンの魅力に基づいて、商品案をブレストしました。
普段学校で習う講義とは違い、聞くだけでなく自分たちの力でしっかりとアイデアを叩き出します。

気になることはすぐに質問。優しく教えてくださいました!

出てきたアイデアから今度はチームみんなで商品案に絞っていきます。
自分だけの意見でなく、チームで考えることで今までなかった価値観や発想に触れ、皆真剣に取り組みました。

そしてワークの最後には、プレゼン形式でいざ発表!

ラーメンだけでなくサイドメニューも考案

ラーメン女子を増やしたい!女の子ならではの企画

こちらのチームは、女性を中心に流行している韓国に着目し、
「韓国グルメ×山小屋ラーメン」という斬新な商品を提案しました。

山小屋ラーメンの特徴である柔らかな焼豚を活かし、ネギなどを巻いて食べる「ぐるぐるチャーシュー」を提案しました。
若い女性にターゲット層を設定し、トレンドである韓国グルメを取り入れた一品を考案。

ラーメン以外の食にも力を入れているワイエスフード様にもぴったりの提案をすることができました。

毎日ラーメンを食べたくなる!?お好みで具材を選べるアイデアを考案

もう一方のチームは、「山小屋の強みでもあり弱みでもあるボリューム感」に着目しました。

その名はズバリ「毎日食べたい!大満足ラーメン」という商品です。

さっぱり系の豚骨スープを採用し、さらに毎日異なるカスタムを楽しめるようにすることで、飽きることなく食べ続けられるラーメンを提案しました。

ターゲットは、栄養補給をしたい大学生。
ボリュームがありながらも、1200円程度という価格設定で、「毎日食べる」のではなく、「毎日食べたくなる」をキーワードに選ばれるラーメンを提供したいという想いが込められています。


どの参加者も真剣に取り組んだ今回の企画。
当日参加した学生さんの感想をここでご紹介します。

Oさん(大学2年生 男性)

上場企業でのマーケティングや商品企画を直接学ぶ機会は滅多にないので、今回のインターンシップに参加できて本当に良かったです!

特に、実際の工場を見学できたことが印象的でした。
また、創業店でのラーメン食事会では、美味しいラーメンを食べながら、社員さん達の仕事への情熱を感じました。

Fさん(大学1年生 女性)

初めてのインターン参加だったのですが、マーケティングや商品企画に対する興味が更に強くなりました!

本社と工場見学では、ラーメン作りの過程を知り、企画の裏側を垣間見ることができました。このインターンシップを通じて、山小屋ラーメンがもっと好きになりました。


さいごに

今回の経験から、とても多くの学びがありました。妥協を許さず、一つひとつの工程に心を込めることで、唯一無二の価値を生み出し、人々を感動させることができる。そんなワイエスフード株式会社様の姿勢は、今回参加した学生の心にしっかりと残ったと感じています。

ワイエスフード株式会社様、貴重なご機会をいただき、本当にありがとうございました。




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