人生で最も楽しくない夏休み:3日目 本を読みたい
3日目。はやいなあ。勉強は全然進んでないのに。志望度の高い採用試験が迫っていることに震え上がる。
頑張ろうと思う自分と、もう無駄じゃないの、と思う自分がいる。
今日は下鴨の古本まつりに寄った。安い。3冊500円なんて書いてあるとつい手が伸びてしまう。
何冊か本を買う。今日はアンソロジー 非日常の謎 を読む。日常から少し脱線した非日常的な出来事について書かれているのかなと思いきや、がっつり非日常!ただの殺人事件では!?というのもあり、テーマをどう捉えるか、で個性が出ていると思った。
芦沢先生の作品はアイデア勝ちだなあと思ったり。
なんだかんだ本を読むのは楽しい。読んでいると私も小説を書きたくなる。というか、小説を書きたくてたまらないのに、就職活動がそれを許してくれない。
まあ、これまでも仕事を言い訳に書けてなかったわけで、最近、私はこのまま書きたい作品もかけずに死ぬのか!?という危機感みたいなのがある。
夢だった小説家になれないというのも、もちろん苦しいけれどそれ以上にまず書けていないという事実が情けない。
うだうだ言っていても仕方がない。まずは……やっぱり勉強するべきなんだろうな。