幸せの分岐点
三途の川を渡りかけたが、無事生還する事が出来たものの、
考えうる最速のペースで退院を果たせたが、それでも入院生活は
3カ月にもおよびました。
入院生活が長引くと、まぁ色々考えさせられる訳です。
今までと全く異なった病院という特殊な環境である事は勿論、
僕のいた病棟は、脳梗塞患者の多いリハビリ主体の病棟だったので、
更に特殊な環境だと思ってます。
脳梗塞は、症状が様々で、リハビリの効果もまた様々です。
僕の場合は、発語能力・バランスの方は健常者並みになりましたが、
右側の失われた視界は、半年リハビリをしてますが、回復の兆しは
全く無いです。
一番驚いたのが、病室の環境は、
希望を持っている人とそうでない人にハッキリ分かれるという事です。
希望を持ってる人は、変化を感じられる方で、基本的に明るいです。
それは、日々目標に近づいてい事を一歩づつでも感じられるから頑張れるのだと思います。退院して、自由になるんだ、と回復に燃えています。
一方で、そうでない人は、変化を感じられない方で、人に優しく出来なくなる人が多いです。
大声で叫ぶ様な人もいれば、話しかける人全てに愚痴をこぼす人、
猜疑心に囚われた人等、症状の出方は様々です。
変化を感じられず、だから希望を持てず、
自由になる事を逆に恐れ始める人までいます。
変化を感じる/感じないって書きましたが、
たぶん、ちょっとした差なんだと思います。
怒られるかもしれませんが、
心の持ち様だとも思っています。
虚無感に陥る事と、日々生き生き充実している事の差なんて。
どうせ簡単に死ねないのなら、
僕は、日々後悔しながら生きるよりも、
馬鹿馬鹿しくても希望をもって生きた方が良いと
素直に思えたから、頑張れています。
あんまり、まとまって無いっすね(笑)
この話の続きはまたとします。