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結局、今の私はお金に物を言わせるしかないと実感した旅の日記

4ヶ月間のエコビレッジ巡りの旅に出て2ヶ月ほどが経過したところです。
正直これまで、会社をやめて旅に出て、大学院に行くと極めていたので、貯金は700万ほど作ってありました。

とはいえ今後の生活もあるので今回の旅の予算は100万程度。一人旅で贅沢をするつもりもなかったから、余裕で収まる計算だったけどもいつものごとく私の計画性のなさや、ミスの連発で既に30万円ほどは無駄に消えていきました。。

例えば、次の国への出発日に前日いた島のホテルにパスポート忘れたことに気づいて飛行機をキャンセルして取り直したり、体調崩してそこそこ高いプログラムを寝て過ごしたり、病院でお世話になったり、、

ただそんな中でも感じたのが、それでもすぐに自分のベストなチョイスを「選択する亅ことができるお金の余裕のありがたさ。
今回の体調を崩した件も、安全をとって多めの検査をしてもらったり、プログラムを途中で抜けて快適なホテル(3泊1万超)を予約したりなんて選択肢は本当にお金のなかった学生時代なら絶対にできなかった(たぶんヘロヘロの体調で格安ドミトリーに何とか居座ったはず…)

結局私が今後自分にとって幸福な選択を取っていくには、
結局金か、、と改めて思った。

人々のパラダイム・シフトが起これば、これがお金じゃなくて例えば困ったときに人を頼れるとか別のヒト・モノ・コトにシフトしうるのか?とも思ったけど、困ったときに確固たる価値と効果を持ったお金ではなく、「なにかしら亅のヒト・モノ・コトに毎度頼ってなんとかやり抜くというのはそれだけでなかなか大変そうな香りがする。

そうやっていきている人もいるし、それが楽しいんだというのはとてもわかる気がするけど既に築かれてきた私の価値観と性格においては、
悲しいことに、お金が最も楽で確実で合理的なのである。。

「お金がある人は心の余裕がある亅のは本当にそう。
でもその基準は環境によって様々で、日本の中でのお金がある人のイメージは大事な日には一流のホテルやレストランで贅沢もできるような中流層、途上国の東南アジアでは、現地の人は国内旅行でさえもいけるかいけないかというレベルだけども、ある意味土地の水準で「中流層亅だからか、みんな明るく楽しく平和的に暮らしている。

その人の育つ環境で何が「基準亅に置かれていて、自分にどんな基準が築かれているか次第で、たぶん自分の幸福度が変わる。
この自分の理想に対する「不足感亅を取っ払い、新たな価値を見出すことが幸せの道だと啓発本ではよく目にするけど、
まずは私の中の基準の感覚を様々な場面で認知していく、そんな旅になりそうです。

大々的な発見や誇らしいなにかは得られないかもしれないけど、
自分のうちにあるものをより理解し、見つめる一年になりそうです。

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