美ヶ原高原 2020/08 ライド
お盆休み2つ目の遠征、もう少し北側の某所に行こうと考えてましたが良い宿が見付からず日帰りで考えたら「以前に時間都合で諦めた美ヶ原へ行こう」ということで始発を目指して駅へ。
はい始発に間に合わなかった図です、余裕をもって寝ましょう起きましょう動きましょう。
到着時間も然ることながら始発なら乗り換え無しで松本駅まで行けるから3時間ゆっくり寝ることも出来るという、鉄ヲタ回避で最後尾車両へ輪行袋を置く意味でも混まないし始発はメリットが多いのです。
- お久しぶりです、長野の山々
塩尻駅で2回目の乗り換えをして松本駅は進行方向左手が見える席だと良し、街並み平野の奥に飛騨山脈がそびえ立ってて既にテンションが上がります。
輪行解除しに外へ出たら先客の自転車乗りの方も解除中、ペダルレンチくんジャージだったのでお声がけしたら乗鞍へ向かわれるとのこと。
後にTwitterで繋がれて、こういう一期一会が縁となって良いものになることも多いんですよね。
とりあえずルートは電車のなかで考えてアザレアライン経由で南側の九十九折も上りたかったが、ツール・ド・美ヶ原にも使われる北側からのアプローチをしてみます。
そう8月は猛暑日が続いてて今日も今年最高気温予定の名古屋から避暑も兼ねたけど先月は豪雨と微震に長野県は襲われてて、しらびそ方面の通行止めや乗鞍スカイライン崩落も起きてるので昨今は特に最新情報を調べてから行くのオススメします。
街中からショートカット的に九十九折を上ってコースに合流、勾配の強弱もあり下りもあるから(上り返しでペースが乱れやすいし)レース強度だと難しそう。
やっと遠景が見えて再び木々の中へ、あと交通量も時折何台も列なってくるし路面も荒れてるとこあるので上るときもだけど下るなら更に要注意。
ここに限らずですが夏の濃い木陰だと出来ることならアイウェアの選択も考慮するとリスクとストレスを軽減が出来て良いなと感じます。
- やっときた絶景に吠える
ヒルクライムは森林限界で徐々に視界が拡がるのと、高原のように不意に木々のトンネルから抜けて視界が拡がるものがあると思う。
武石峠を曲がって暫くすると「槍や穂高が見える」と尖った稜線を眺めれます、午後になってるのに遠景がボヤけてなくて幸運だ。
緩斜面を進むと、このヒルクライムで一番の好きな景色に出会えた。
ここは結構な下りから上り返すレイアウトです、たぶんレースだとアドレナリンがヤバいタイミング。
そのまま進んで車だと行き止まりとなる美ヶ原自然保護センターに到着、自販機でコーラを買うがゴミ箱は無いので持ち帰れるよう気を付けて。
- 美ヶ原高原は自転車も降りて押し歩きです
センターを過ぎて分岐を右に進むとゲートが閉じてたので左のトレッキングルートに。
殆ど担いで押してバイクパッキングで重いしパワーサドルは先端が短く担ぎにくい……ので無心で進みます、すれ違うときは譲り合い精神で会釈を。
やっと電波塔が見える、まだ歩きやすいSPDシューズで本当に良かった(よくない
今まで見掛けなかったサイクリストもちらほら、「(先ほどの右に進むゲートの脇から)回り道して押して来れますよ」と聞いてまじか。
あれこれ高原植物を横目に先に向かって砂利道ザレ道を押し歩きます。
辿り着いた先は王ヶ鼻、もうちょっとしたハイクの気分。
まだまだ青が薄まってなくて、午後に着いたのに良い遠景が見れて良かった。
- ひたすら歩いて10,000歩
王ヶ頭ホテルの方に戻って、そのまま美ヶ原牧場を押し歩いて通り抜けます。
たぶん思ってる以上に長いです、王ヶ鼻で景色のんびり時間をとったけど歩いてる区間だけで3時間を費やしてました。
あとひたすら「押し歩く」という書き方をしてるのは察してほしいのですが、環境保全や安全性なによりルールを破れば自転車進入不可になりますので皆さん乗りたくなっても押し歩きましょう。
- 久しぶりのビーナスライン
前回は霧ヶ峰から北上する形で扉峠まで走ったビーナスラインを今回は南下します、しかしアウトドアブームなのか春の外出自粛の反動なのか美術館側は更に車が少なくない…。
たまに路面が危うい九十九折で勾配も緩くないので景色に見とれないよう気を付けてダウンヒルご安全に。
扉峠からは逆向きといえ走った区間なので「あいかわらず練習向きな農道系アップダウンだ」と思いながら、ここで本当にクローズしてレース開催は無理でしょうか自治体の皆さま。
乗り継ぎ終電の時間(課金すれば一応もう少し遅い時間帯がある)も気になってて、あと一ヶ所ほど寄りたいとこがあるので久しぶりの霧ヶ峰は急行通過。
ひたすら下って直進的に右折して、暫くすると見えてきたのは諏訪湖。
「三葉ぁ!」と『君の名は。』の舞台です、サンセットの時間帯ということもあり車は駐車場渋滞で自転車の利点が活きました。
そのまま無事に間に合って上諏訪駅から塩尻駅で乗り換えてただいま愛知県。
今年最高の猛暑日に避暑したはずが標高2,000m程度では暑いものは暑かった、けど見たかった景色を満足がいく形で眺めれて満足な日帰り輪行ライドでした。