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HUNT WHEEL|36 CARBON

TARMACの頃からTCRでも履き続けたレーゼロC17も距離15,000kmほどが経って、去年の自転車に乗れなかった時期から少し体組織も変わったようで体重が増えた後に安定してきて、苦手だった平坦が自分比ながら単独自己ベストを毎回更新するくらいに復調して数ヶ月。

もちろんレーゼロは今さら記さなくてもアルミホイールとして優秀ですが40km/hあたりから入力し続けないと伸び悩む感じで、普段使いが出来る価格帯/そこそこの重さ/リムハイトがあるもの探してて気になったのがHUNTホイールでした。

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- 購入までの少しのトラブルと機転の解決

UKメーカーでバックボーンや開発環境にサプライヤーなどは誰かがまとめてくれてるだろうし公式を見てもらうとして、特徴としてはメーカー公式サイトから直販というとこ。

気になったのはちょうど欲しかったリムハイト40mm前後で重量1,500gと価格10万円の両方を下回ってた36CARBONモデル、見た目もシンプルでTCRに良く似合いそう。

ちょうど発注しようとした9月末に『Pre-Order Now. Shipping Sep Wk 5』と在庫もあるもよう(いま10月中旬に見たら『Nov Wk 4』となってたので納期お気を付けて)、しかし購入ページから入力してPaypal(銀行引落し)で支払おうとすると「決定ボタンがくるくるしたまま押せぬ」というトラブルに。

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各端末から入力しても上手くいかないのでLINEpayに10万円ほどチャージしてJCB経由でPaypal支払いにしたら金額は送金したものの未だ決定ボタンはくるくるくる。
その前から公式サイトチャットで英語ながら解決を相談してたが「送金は出来たようだけどオーダーは通ってる?」と聞いたら色々と入力情報を伝えてチャット上で機転(?)が利いた対応をしてくれて無事に発注も完了。

メールにて内容物とか教えてくれるし購入ページのことはあれど対応など好感がもてる、そしてDHL送料別を支払ってるだけあって発注6日目という早さでホイールが到着しました。


- 到着後と取り付け

配達員に関税料を支払ってダンボールさっそく開封。

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付属物はクイックスキュアーにカーボンリム用ブレーキパッド前後の2セットとHUNTステッカー、リムテープは張ってもらってる状態でした。

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フロントとリアと公称重量1,417gより(リムテープ込みで)合わせて-4gと詐欺なし、噂のラチェット音は手回しだとこんな感じ。

タイヤとチューブはレーゼロの時と同じくGP5000(25C)にR'AIR48mmを使用することに、僕はタイヤを嵌めるのが苦手なのでタイヤレバーを使った(それで数年ぶりにチューブを少し擦ってスローパンクした)が持ち上げやすいしリムもしっかりとしてる。

フックレスが流行り出してますがこちらはフックは深めで、しっかり食い込んでタイヤを外すとき密着度が強かったです。

なお手回しでは気にならなかったが実走したらリアホイールだけ(ブレーキパッドに触れるほどじゃないが)少し振れてて、真っ直ぐ走るのに少し気になるときもあったのでショップにて振れ取りしてもらいました。


- 6870コンポにリア30Tを取り付けよう

※シマノ公式としてはRD-6870のトータルキャパシティを+2は超える取り付けなので、これを参考にされたとしても自己責任でほにゃららら〜。

ロードバイクに乗り始めた頃は最小36-25Tだったのに今の構成は34-30Tに、実走したところ踏み続けなくても回せていけて緩斜面やアタックに反応しやすくなりW値を参考にしたら回して徐々にダレるも防げそう。

取り付けで気を付ける点はスプロケとプーリーの間隔をBテンションボルトで調整することと、プーリーを通さずアウターとローにかけてチェーンのコマ数が1コマ余分には(自分のTCRのチェーンステー長だと)約3/4コマくらい届かないからって詰めすぎないこと。

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はい、詰めすぎた画です。どうしようかと見渡したらTARMAC用に買ってあった同グレードチェーンがあったので再トライ。

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もう1コマ増やしたいがインナートップの弛み的にTCRチェーンステー長ならこれくらいか。

同じ構成で1年ほどノートラブルという友人にも見てもらって、実走しても変速感は問題なし。


- ホイール使用インプレ

前述した通り比較するのはレーゼロC17で、『TCR advanced SL(重量おおよそ7.0kg / GP5000 / R'AIR』に装着して『体重58kg / 平坦95~100rpmで上り90~95rpmが好き / まだ4桁Wは出せない脚』での機材インプレです。

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川沿い平坦は40km/hくらいからの維持はしやすく単独高速域だと常に入力してたレーゼロより楽になり、特に追い風のときは36mmでもリムハイトの恩恵を感じれた。

さすがに加速反応はレーゼロの程よい硬さの方がガツンッと活きるが、僕のスプリント力ではフニャる感覚はなく(気になる人はカーボンスポークモデルの方が良いかも)シュイーンッと加速していく感じ。

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上りでは(30T導入でケイデンス域の恩恵はあるが)軽くなっただけあって二桁勾配になってもシッティングペダリングで回せて緩斜面に加速したりダンシングにも移行しやすい、リムハイトが高くなっても振りが重いこともなく平坦同様に初速が鈍い感じもなかった。

高速域での平坦コーナーはレースもご無沙汰なので突っ込んでないが、下りコーナーでいえば外側ペダル荷重すると今までよりコントロールしやすいかも。

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噂によるとハブはノヴァテックのものらしいが詳細は詳しいブログに任せるとしてドラフティング化でペダルを止めても特に下りは良い加速をしていくし減速も緩やかなような。

付属してた純正ブレーキパッドもよく止まる感じでワイドリムのためか(同じくワイドなレーゼロC17より)ワイヤー調整が要るくらい広げましたが、日泉ブレーキケーブルと合わさって気持ちよく使えてます。

スキュアーはMAVICみたいなバネ感はないがフルクラムみたいにグッと締めれる感じです。


- 実際にかかった費用

『本体価格 + DHL送料7,288円 + 関税6,800円 + ショップにてリア振れ取り1,650円』

ということで本体価格と別に15Kちょっとかかりました。


- 他購入候補との想像的な比較

本体価格は100Kを切るリーズナブルさでしたが全体で11万円台となると国内安価ショップならカーボンリムでも選択肢は他にもあるかも。

レイノルズやマヴィックあたりに海外通販なら少し足してボラワンかレーゼロカーボンが安定か、でもガイツーは上記のように送料/関税がかかるサイトもあるから悩ましい。


- 総評 / 後日談

「無難なホイール」という印象で見た目もシンプルで合わせやすい、ちなみに表面処理はマットな感じでブレーキ面にカーボン模様がみえるくらい。

噂のラチェット音は実走してみると少し音は大きいが爪を増やしたCLXよりは小さく、歩行者にベルを鳴らさずアピールが出来るのは地味に助かる。

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ヒルクラ用やクリテ用みたいな飛び道具的な尖った印象はないけどロードレース的にオールラウンドに使えて、カーボンリムにしてはリーズナブルな価格帯もあって普段使いにも適したホイールと感じました。

ちなみにホイールの効果かトレーニングのおかげか、HUNTホイールに変えてから平坦も上りも今年ベストが引き続き出ています。

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