しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第137回 ロック対談_だぶる模話模話模話~〈ロック再入門編_つれづれロック①【1980年代という微妙な時代のロック編2】①PSYCHEDELIC FURS : Pretty in pink ④Precious · Pretenders⑥Blondie - Hanging On The Telephone ほか〉~」
模話1「1980年代という微妙な時代のロック編2だよ」
模話2「意外と再入門としてはよい確認になったよね」
模話1「ビリージョエルの初期のライブがよかったしね」
模話2「今日はその続編ですね」
模話1「1980年の前後も入るかもだけど…その辺のロックどっぷりの前あたりにはまってたものとかを紹介いたします。では今夜の1曲目をどうぞ」
①PSYCHEDELIC FURS : Pretty in pink (HD)
The Psychedelic Furs - Run and Run (Official Video)
模話2「当時はニューウエーブってくくりだったけど…ボブディランの影響を公言していたり…メロディはサイケな感じだね」
模話1「当時はベルベットアンダーグラウンドが好きな人とかも重なってたかもね…初期はパンクロックっぽいけど…だんだんポップになってきてききやすくなる半面、ビートよりも浮遊感が出てきて…本性が出てきたといいいますか…パンク以降ってのはパンクニューウエーブの呪縛ってのは大変強かったと思いますね」
模話2「セカンドからハートブレイクビートのヒットくらいまでききまくってたけど…その後ザ・フーとかの古典(笑)にシフトしていくと…でもかっこいいよね~。いま聴いてもいい曲多し」
②Yazoo - Don't Go (Official HD Video)
模話1「名曲ですね。ボーカルにしびれた。さまざまなニューウエーブをよくわからず他人軸で勉強してたときに…結局ロックってのは黒人音楽だとかロックンロールの影響があって…王道ってのは装飾をしていてもずどんとハートに伝わってくるもんだと気づかされるような曲でした」
模話2「要するに感情だとか体が自然に反応するだとか…ハートに届くっていうことが判断の基準だという気づきをえるための勉強の期間だったってことね」
模話1「間違いございません。だからさあ…だんだん響いてこないようなもんまで聴いてる暇はないなって…数限りなく聴いてみたい曲があったからね」
③David Bowie - Heroes (Official Video) 1977
模話1「これは70年代の作品だけど…ニューウエーブを聴いてる頃にはデビットボウイの過去作ってのを聴くことは必須だったんだよね。そのとき…難解なりに…この曲はしびれた。ロバートフリップのあのフィードバック双方がさ…画期的で…そんなに興味なかったけど…ジギースターダスト以降からいくつかのアルバムは聴いてたんだよね。暗くてあんまりすきじゃなかったけど…ピートタウンゼントがアコギで参加してたり…豪華なミュージシャンがゲストってのも惹かれたね。いちばんはブランドとしてデビットボウイってのは聴いてるとなんだかロック通みたいな気分になれた点は否めないな(笑)」
模話2「他人軸ロック全盛だね(笑)。でもこの曲はベルリンの壁を見学に行った時のことが題材になっていて…いい歌詞なんだよね。単なるナルシストって感じの歌詞じゃないんだよね。ポップになったデビットボウイはぼろかすに言われたけど…かっこいい曲はあったんで好きで聴いてたけどね」
David Bowie - Blue Jean (Official Video) 1984
David Bowie - Modern Love (Official Video) 1983
④Precious (2018 Remaster) · Pretenders
℗ 1980, 2018 Warner Music UK Ltd.
模話1「1枚目から3枚目はよく聴いたある年のツアーで切迫流産のため…厚生年金のライブが中止になったんでライブは見られなかったけどね。とにかく1枚目のA面って途中でやめられないクォリティーでさ…まいったよね。しかもボーカルのクリッシーハインドが作詞作曲ってさ…レイデイビスとつきあってたとかさ…ストップユアソビンが入ってるし…とにかくギターもうまいし…やられたって感じでさ…夢中になりました」
模話2「ロック殿堂入りする可能性ある方でしょうね。しかし、確かにファーストのA面はブリティッシュロックでも出色の出来だね。かっこいい。しびれます」
Middle of the Road (2007 Remaster)
⑤Roxy Music - Same Old Scene1980
More Than This
Roxy Music - Trash 1979
Roxy Music - Street Life (1974)
Roxy Music - Amazona (1974)
Roxy Music - Mother Of Pearl (1974)
模話1「ロキシーミュージックは第2次のマニュフェスト以降も結構好きでした。でもストランディッドこそが最高作ってのはいまでもかわらないね」
模話2「渋谷陽一さんの影響とはいえ、細かく聴いてたね。ブートレッグを先輩からもらって…体にしみつくように聴き続けた。他人軸とはいえ…かなりのロック的な情報量があって…かなり自分軸のロックの聴き方に近づいていくきっかけでもあったんだよね」
⑥Blondie - Hanging On The Telephone
模話1「ブロンディーでいちばん好きな曲です。ベストを1000円で輸入盤で買ってからほんとに好きで集めたりしました。初期のパンクっぽいのもいいけど…一貫した姿勢というか…ポップなチューンにしびれます」
模話2「ドラムがキースムーンのフォロワーだし…曲がいいよね」
⑦Dazzle · Siouxsie And The Banshees
Hyaena ℗ 1984 Polydor Ltd. (UK)
模話1「このアルバム大好きでね。美しい曲だしスケールが大きかった。影響受けたかな…そんなにほかに興味なかったけど…ニューウエーブでこういう世界観あったのかって…感心したね」
模話2「世紀末っぽい雰囲気のロックは結構あったよね」
⑧I Am the Resurrection (Remastered 2009)1989
Waterfall (Remastered 2009)1989
模話1「ぎりぎり80年代だね。ライブをクラブチッタ川崎に行ったよ」
模話2「オアシスにつながる突破口になったバンドだよね。技量的には疑問符がつくけど、センセーションを起こしたバンドとして記憶に残る存在だよね」
模話1「今日は時間切れです。今夜はこのへんで。ごきげんよう」
模話2「続く~」
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