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しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第129回 ロック対談_だぶる模話模話模話~〈ロック再入門編_【生きるために聴いていたロック③】Jackson Browne - Running On Empty Bob Marley - Soul Shake Down Party The Impressions feat Curtis Mayfield - Choice of Colors ほか〉~」

模話1「生きるために聴いていたロック③ですね」

模話2「おおげさだけど…いい曲ばっかりだったね」

模話1「そうだね。今夜は少し、生きるためのたのしさも入れて選曲といいますか…過去聴いた曲を紹介したいと思います」


Jackson Browne - Running On Empty - OFFICIAL VIDEO MONTAGE


模話2「これは、40歳代によく聴いた曲でしょ?」

模話1「そうだね。いまでも聴くね。歌詞は太陽に向かって走り続けるっていう…やっぱりヒッピームーブメントの影響を感じさせる世界観で…くたびれてるけど、からっぽだけどやっぱり光に向かうっていう決意の感じがあって…しみじみ前向きな感情が湧く感じなんだよ」

模話2「David Lindleyのスチールギターとジャクソンブラウンのスライドギターのかけあいが心地よいね。このスライドギターってジャクソンブラウンが弾いてたんだね。うまい人なんだね~」


Jackson Browne - BBC 1978 - Running On Empty.flv


模話1「この曲はファンが勝手に思い描いて妄想に近い脳内名曲になってると思うけどさ…実際はレコーディングのときにいつも自動車がガス欠ランプがついてても給油しないくらいの距離のスタジオに通ってるときのことがヒントという話もあるみたいだね」

模話2「元気でりゃいいじゃんか(笑)」

模話1「元気出る曲を1曲行こうか?」


Bob Marley - Soul Shake Down Party


模話2「元気出るね。これは」

模話1「はじめてボブマーリーを聴こうとして輸入盤よくわかんないけど適当に買ったらこれが入っていて…すごく好きだったのよ。どっかの本でカーティスメイフィールドのインプレッションズの海賊ラジオ放送を…アメリカからきこえる音源をジャマイカで聴いていたって知って…確かにインプレッションズっていうか…ゴスペルのグループっぽいもんね。ウエイラーズってさ。でも、レゲエやスカが好きってより、ただボブマーリーの声が好きなだけだったね。初期のこのころの音はなんでも気持ちがいいよ」


The Impressions feat Curtis Mayfield - Choice of Colors 1969


模話2「カーティスメイフィールドって、あんまり似ている人はいない感じない?」

模話1「むしろソウルファンクではない人への影響が大きい気がするね。ボブマーリーは明らかにカーティスメイフィールドからの影響はあるんじゃない? 音楽の似たような感触っていうか…ある気がする。マイケルジャクソンだとかさ…モーリス・ホワイトとかに似たにおいの…スケールが大きい感じするけどね。いやされる」


curtis mayfield - Superfly - Superfly


模話2「臆測だから(笑)。そのへんにしておいて…スーパーフライって越智さんはたぶん愛と平和的にもカーティスメイフィールドが好きだって気がするけどね。ジャニスジョップリンをウッドストックで歌ったんじゃなかったっけ?」


【野外】Superflyライブ  WOODSTOCK  in アメリカ 2009

※8月15日、アメリカ・ニューヨーク郊外のベセルで開催されたウッドストックの40周年記念イベント『Heroes of Woodstock』に出演。日本人歌手の出演は初となる。
(Superfly 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


Janis Joplin - Piece Of My Heart (1969) Frankfurt, Germany



模話1「じゃあ、お言葉にあまえて(笑)、愛と平和時代の代表曲を1曲…」


Janis Joplin - Get It While You Can (Audio)

Janis Joplin - Get it while you can


模話2「もう1曲必要なんじゃないの?」

模話1「じゃあお約束の曲もどうぞ」


Janis Joplin - Tell Mama (Live)


模話2「また泣いてんのか(笑)」

模話1「胸に刺さる…せめて笑顔のステージの映像があってよかったと思う。いい映画だったし…映画館でもこれにはザ・バンドの映像とともにやられたもん」

The Band - The Weight (Festival Express) HD


The Band - Slippin' And Slidin' (Live)




Aretha Franklin | Respect | Live 1968 | Aretha Franklin Day


模話2「アレサフランクリンのリスペクトはオーティスレディングの曲のカバーなんだよね」

模話1「デトロイト名誉市民の表彰式?だとかの映像でさ…黒人たちがスーツ着て参加してるんだけど、途中からのりのりで踊る映像があるじゃん? 公民権運動でマーティンルーサーキング牧師と一緒に回ったりしてて…映像も残ってるけど…声といいますか…圧倒されるんだよね」

模話2「この時期の彼女の声はやっぱり圧倒的なエネルギーだね」

模話1「というわけで…今夜も最後の曲です」

模話2「これはどういう選曲? 生きるためにキースムーン?」

模話1「サッカリンさんの動画でニッキーホプキンス(ズ、ここではス)の映画の解説があったのよね? そこでさ…ニッキーさんが生前いちばん好きなバンドはザ・フーで世界最高のドラマーはキースムーンとおっしゃっていたそうなのよ」

模話2「けっこう、うれしい話だね。キースムーンファンとしてはさ。それで彼が作曲者の共同クレジットされているザ・フーの記念すべきファーストのスゲエ曲The Oxですね」

模話1「ニッキーホプキンスのピアノも最高だよね。いつかニッキーホプキンスの話もまたやろう。生きるために聴いていたロックの代表がザ・フーで…もっとも好きなドラマーはキースムーンだし…彼のおかげでどれだけたのしませてもらったろうかって…彼がいなければザ・フーの名曲は存在していなかったわけだしね。ニッキーホプキンスさんと同じく私も世界最高のドラマーはキースムーンだと思ってます。ザ・フーこそは命の恩人ともいえる存在だからさ~」

模話2「続く~」


Keith Moon - "The Ox"




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