しゅうかつロック、ボクにも言わせて:番外編2「しゅうかつ日記2 ミオサメ動画見たよ~ローリングストーンズ動画1972年~1973年ライブ当たり年、AC/DC動画1981年日本青年館ライブ、RAINBOW全盛期の動画、ロニージェイムスディオの脱退前 ほか」
2023年12月28日
ローリングストーンズ動画1972年~1973年ライブ当たり年
ローリングストーンズは、基本的にはもうあんまり聴いていないのですが…。しかし、昔、コレクションしていた1972年~1973年ライブ当たり年の時期の映像がいまはやたら出ているのには、なんだか後ろ髪を引かれてしまい、気になったので、しゅうかつロックとして、確認の意味でライブ黄金期の映像だけ、少し見ました。
ロックの極上のラフで色気のあるライブですね。
とにかく、ミックの勢いにキースのリフの白人離れしたバッキング。あそこまで意識的に黒人っぽくリズムギターを弾く著名バンドはあまりいなかったので、勉強したもんです。いま聴いても、すげえや。やっぱり。クラプトン氏がブラザーと呼ぶ理由はこのライブ聴いても分かろうというもんですね。
オールダウンザラインの推進力ってすごいです。しかも、ミックテイラー全盛期。うっとり。スライドばっちり。華やかです。ミックのパフォーマンスといい、チャーリーの音もいい~。昔はまっただけのわけは大ありですね~。
ヘタウマっていえばそうなんでしょうけど、キースのギターが中心にいる。すげえ存在感。このころが一番リズムギターがいいかもです。
タンブリングダイスも割とレコードっぽくやってるし、ロックスオフもやっていて…この頃の良さを、20代では理解しにくかったですね。
こういうアクの強い悪いお酒を知ったら、確かにほとんどのロックは軽い味に感じるかもですね。AC/DCのヒストーリー特集かなんかで、ヤング兄弟かだれかが「イギリスにはフェイセズとストーンズくらいしかいいのがない」ってのを読んだことあります。
いやあ、かっこいい。ロックンロールが気持ちいい~。ちょいわるおやじたちの若いころですかね。キキオサメにはいい映像でした。
AC/DC動画1981年日本青年館ライブ
ボンスコットの死んだ後のライブ。これ、テレビでやったのか? すげえ、この次の年の来日かな? 武道館で見たんですけどね。北東側スタンドだったかな? マルコムのお尻しか見えなくて、バッドボーイブギだっけ? パンツ脱ぐとき、アンガスの裸は暗くてよく見えなかったですけどね(笑)。
後ろからだったし、なんでなのか曲と曲の間が異常に長くて、理由はわかりませんでしたが、スタンドでは友人たち4人と間延びして乗れないと言い合ってました。アリーナで見たら、こんなだったか? すげえな、この頃。これにはまり込んだ自分にもなるほどと納得。
日本青年館のライブはもしかすると、キャリアでもトップクラスのライブかもな~。選曲もいいし、アンガスプレイ最高。マルコムのホワイトファルコンかっこええな。ブライアンいいひと!(笑)。うまいな~、悪魔の歌なんて歌わなくてもよかった人じゃないのか(笑)。しかしコーラスひどいな~(笑)。
ボンスコットの時代派だったんで、あんまりブライアン以降をちゃんと見てなかったこともありましたが…。しかし、私の二十歳前後のころのAC/DC映像はなつかし~、ちょっとキキオサメの自信ないかも(笑)。なんてね。今見ると、ブライアン加入から2、3年がいちばんライブがいいかも。ブライアン派になりました。いい人みたいだしね。がんばれブライアン。
RAINBOW全盛期の動画、ロニージェイムスディオの脱退前
ミオサメ、続いてはロニージェイムスディオズRAINBOW(ギタリストが横取りしたんだから、こっちが本来だよね(笑))。
バビロンの城門(アーチ)のプロモーションビデオがあったのは、数年前に気づいてましたが、ロングリブロックンロールにエルエーコネクションとかしりませんでしたね。レコード音源でしょうけど、
この頃のロニージェイムスディオのボーカルは中学生時代に引き戻されるほど、かっこいいですね。ロングリブロックンロールは、ロニージェイムスディオのレインボーのボーカルではトップ3に自分では入ります。RAINBOW好きになったのもこの曲でしたからね。
セカンドアルバムのB面ってのが、RAINBOWファンの間では最高といわれていました。スターゲイザーにアライトインザブラックだっけ?2曲だけ。コージーパウェルらしいおおげさなドラミングのクラシック的なプログレみたいな曲で、私も大好きでした。というより、2枚目と3枚目しか、好きじゃなかったんですよね。それくらい、ロニージェイムスディオこそがRAINBOWでした。実際の作曲の状態は知りませんが、ロニージェイムスディオ脱退後の曲がつまらないし、まったく曲調が違うことを考えると、ロニージェイムスディオは作曲してないにしても…歌を入れるときにロニージェイムスディオ節になったのでしょうかね? ロバートプラントもおれは詞を書いてメロディ考えて歌っただけだって言ってましたね。サウンドをリッチーたちで作り上げて、あとはフィーリングでロニージェイムスディオがこんな感じでどうかな?的に歌いながら完成させたってことでしょうかね? ブラックサバスに移籍後もロニー節だったしな。トニーアイオミが曲を書いても、ロニー節になるとまるで曲までもがロニーの世界に変わるって…よっぽど個性のあるボーカリストってことでしょうか? ロバートプラントもロバート節でしか歌えないってことも言えるかもですね。
こんなうまい人が、ミュンヘンのライブの序盤はいまいちで、ひょっとしたらPAがよくなかったのか、うまくきこえなかったのか、それともギタリストと険悪な状態だったからか、ただ緊張のせいか、もうひとつ。しかし、後半の客と握手したりしてるあたりは声もアクションもかっこよく、ドゥユークロウズユアアイズとかスティルアイムサッドとかもいい~。
ロニージェイムスディオのロングリブロックンロールはアクションともに、最高のパフォーマンスであったと思います。悪魔とかそういうイメージどうでもいいから、普通にかっこいいロックンロールを歌っていたらよかったのにと思います。握手してるロニーはすげえいい人っぽいしね。あんなギタリストと知り合わなきゃよかった…おっと、そうしたら、無名のまま終わっていたのか? せちがらいですね、ロックの世界も(笑)。
ブライアンジョンソンもロニージェイムスディオも、ロックンロールシンガーとして、普通にできたらよかったのにななどと、メタルの人には怒られるかもしれないですけどね。いいボーカリストですよね。