しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第113回 ロック対談_だぶる模話模話模話~〈英国ビート入門編1【ビートルズその後の百花繚乱① THE BEATLES、The Animals、THEM、Spencer Davis Group、The Kinksほか】〉~」
模話1「疲れをぶっとばせ! やあやあやあ編だよ!」
模話2「上とタイトル違うじゃん(笑)」
模話1「結構地味な感じの曲が多かったかね?」
模話2「そうでもないと思うけど…シンプルでノリのいい曲ってわけでもなかったか?(笑)」
模話1「というわけで、ビートルズデビューのショック後の英国ロックバンドの台頭といいますか、英国のバンドの…入門編ってちょっとおこがましいけど…わかりやすい元気な曲をどーんと紹介で…つかれをぶっ飛ばす。やれやれやれ。1曲目はビートルズからでI Saw Her Standing There 」
THE BEATLES - I Saw Her Standing There - 1963
模話2「なんだ、A Hard Day's Nightじゃあないのか。やあやあやあって言ってたしさ(笑)。しかし、ファーストアルバムの1曲目がI Saw Her Standing Thereって…かっちょいいねえ。ハーマジェスティ除いて…ラストはジ・エンドで終わる。やはり歴史に残るバンドってだけのことはあるかな。なんちゃって」
模話1「次もかっちょいいやつね。アニマルズのファーストアルバム『ジ・アニマルズ』からBaby Let Me Take You Home」
The Animals - Baby Let Me Take You Home (1964)
模話2「むちゃくちゃかっこいいね。因みにビートルズと仲が良かったとウィキペディア情報。いま聴いても…エリックバードンの声すごくぐっときます。松村雄策さんがバンド紹介で出てきた来日公演もよかったらしいね」
模話1「ブライアンオーガーと来日したときね…よかったんだよ。声量があの年齢でもあったね…。松村さんがいうように…でっかい声ってのがいいんだよ。因みに大音量で歌うまいブリティッシュビートバンドボーカリスト列挙…エリックバードン、スティーブウインウッド、ヴァンモリソン、スティーブマリオット、クリスファーロウほか。しびれるんだよね。大音量きくと性的な魅力も感じるかな。では、今出たボーカリストのバンドの曲をいくつか紹介しましょう」
THEM...gloria 1964
Them - Gloria (Live in France) 1964
模話2「ベイビープリーズドントゴーのカバーもいいよね」
模話1「ビッグ・ジョー・ウイリアムズのカバーらしいね。因みにグロリアはB面だったらしいね」
Them - Baby Please Don't Go 1964
模話1「ブルースマンにもたくさんカバーされてるよね。ライトニンホプキンスだとか、マディウオーターズもやってるし。ロックバンドだとAC/DCもカバーしてるんだよね」
Big Joe Williams - Baby, Please Dont Go
Baby Please Don't Go - Lightnin' Hopkins
AC/DC - Baby, Please Don't Go LIVE 1975
模話2「ぷ。ボンスコットって女装好きだったのかね? 次は何?」
模話1「米国ブルースカバーといえばローリングストーンズです。ストーンズのファーストアルバム収録のマディウォーターズ(ウイリーディクソン作)のカバーだけど…原曲ぜんぜん変わっちゃってる(笑)」
The Rolling Stones i just wanna make love to you 1964
Muddy Waters - I Just Want to Make Love to YOU 1954
※やっぱりハープはリトルウォルターの勝ち…
模話2「ブライアンジョーンズが目立ちすぎ(笑)。彼はライブでも1曲でハーモニカを2本使って演奏していたりしてたね。おおっ?!って思った先輩がいて…ブライアンジョーンズはすごいって言ってたこと思い出すね。アンプ通さないであれだけ吹ければうまいと思うけどさ…音楽のことをよくわかってたとは思うけど…ハーモニカが脚光を浴びたっていう功績は大きいとは思うけどさね。それにしても、ミックがやりにくそうだね(笑)。」
模話1「(笑)。めんどくさそうだった(笑)。では次は…いままでちょっと黒っぽかったので、少し英国風なブルーアイドソウル的な作品を連発しよう。スペンサーデイビスグループにスモールフェイセズは世代的にちょっとフライングかもだけど、どうぞ~」
Spencer Davis Group - Gimme Some Lovin' 1966
Small Faces - Tin Soldier (good quality) (1967)
The Small Faces - Tin Soldier (1967)
模話2「P・P・アーノルドが参加していて…スティーブマリオットのボーカルもソウルっぽいし…アイドルバンド扱いされていやがってスモールフェイセズを脱退っていう気持ちもわからないではない本格派」
模話1「レコードちょっと作りすぎかな? ライブがいいよね。演奏もうまいしさ…彼らは。スティーブウインウッドはまだ10代…どうなっちゃってるのかね? 天才ばっかし。当時のロック界って…しびれるよね。曲もいいなあ。ブリティッシュビートバンドビートルズ同世代最後ね」
模話2「キンクスは、ビートルズ、ストーンズと同世代だよね?」
模話1「年代だけでなく、オリジナル曲って点でビートルズと双璧。ストーンズよりもはやいんだよね。ロックオペラもザ・フーより先にやってるしね」
The Kinks "I Need You" Enhanced Audio 1965
模話2「ユーリアリーガットミーだけじゃないんだよね。かっこいい曲いっぱいあるんだもん」
The Kinks - Look for Me Baby (Official Audio) 1965
模話1「仲井戸さんはキンクスがいちばんお好きだといっていたね。ライブでもアンコールにキンクスの曲やったそうだし。ボクもライブで聴いた記憶あるな」
模話2「続く~」
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