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しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第125回 ロック対談_だぶる模話模話模話~〈ロック再入門編_海外のロック、ポップス4【プログレ入門の頃_わたくしのロック勉強時代④】Boston - More Than a Feeling Lark's Tongues in Aspic Part 2 - King Crimson  ほか〉~」

模話1「プログレ入門の頃ね」

模話2「なんでプログレを聴いたの?」

模話1「ボクにはいくつかの音楽志向の軸といいますか…傾向があってね」

模話2「毎度言ってることだよね? 天から降ってくる音、遠くからきこえてくる音、遠くへ連れて行ってくれる音とかだよね?」

模話1「そうだね。表現がかわってるだけで、だいたい似てるかもだけどね。あとはどぎものロックンロールだとかね。どれもが非日常を感じさせる音や、ハレの音楽でもあるかな?」

模話2「お祭りずきだったもんね。というか、お囃子に提灯とか夜とかの雰囲気…非日常的な世界だよね」

模話1「好きだね。日本のお祭りのサウンドはこれから海外に評価されるだろうね。ほんとの意味で。それはさておき、プログレね」

模話2「これも非日常への招待の音としてとらえたわけね?」

模話1「そうだね。実際聴いていると…よく宇宙に行くだとか、異次元へとぶとか表現していたね。兄貴はSF好きだったし、ちょっととんだ世界観をもつ音楽として惹かれたね。では、中学時代あたりから高校にかけて…プログレっぽいポップスだとか軽めのプログレロックを含めて紹介します。1曲目は中学時代に聴いて、結局いまでも大好きな軽いプログレアメリカンロックハードロックをどうぞ~」

Boston - More Than a Feeling (Official HD Video) 1976年


模話2「とびますとびます。いま聴いてもいい~」

模話1「二郎さん? イントロはザ・フーのイッツアボーイだし、随所にどっかで聴いたことあるようなコードだとか入ってる気もしないこたないけど…ここまで巧みに演奏されると、すごい効果があるんだとおもうね」

模話2「スーパーディストーション買ったことあるもんね。もわくんは(笑)」

模話1「アリアだっけ? どっかの安いフライングⅤのリアにつけてみました。リッチーブラックモアみたいにネックを彫刻刀でくりぬいて、KKダウニングっぽい感じにしようとしたんだけどさ…音はよかったけどね。続いては軽プログレで大好きな曲です」


Kansas - Point of Know Return (Official Video) 1977


模話2「中学時代にラジオで聴いてたまらない感じになった曲ですねえ」

模話1「たまらないだろ? このアルバムもよかった。しかし、ヘビーメタル友達にもブリティッシュやユーロロック通の先輩には酷評されていた」

模話2「まあ、趣味性の呪縛といいますか…ブランド物のなにかと同じように、自分を価値づけるための趣味ロックの傾向は強い時代だったから。いまはいい時代だよね。みのミュージックとかサッカリンさんの動画とかがあればよかったよね」

模話1「関西弁の動画解説もね(笑)。続いては、定番の最初に勉強したいわゆるプログレッシブロック御三家か四天王かわがんねけんども、どぞ」

Roundabout (2003 Remaster) · Yes Fragile
℗ 1972 Elektra Entertainment Group for the United States and WEA International for the world outside of the United States.


Breathe (In The Air) (2023 Remaster) · Pink Floyd
The Dark Side Of The Moon (50th Anniversary) (2023 Remaster)
℗ Pink Floyd Records


King Crimson - The Court Of The Crimson King 1969


Emerson Lake & Palmer Pictures Exhibition Live 1970 Isle Of Wight



模話2「お勉強…好きで聴いたのはなんなのさ?」

模話1「イエスはもう、ほんとはまりましたね。いま聴くとミラクルズのラブマシーンとそっくりだけど…ラブマシーンは1975年で、イエスは1972年だから、まさかの白人から黒人パターンの盗用なのか? ちなみにラウンドアバウトはアニメに使われてまた人気でたみたいだね。あとは、ピンクフロイドは炎のアルバム買ったり、ウォールがヒットしてたから、狂気含めてまあまあ好きだった程度です。キングクリムゾンは、この曲が大好きだったけどさ…全体的に長いし難解だしで、太陽と戦慄パートⅡも良さがわかったのは大学生になってからかな? 再結成で五反田に見に行ったよ。前列5列目で、あんまり集客力はなかったんだよね。実力に見合った人気ではなかったんだよね…日本では。ELPはね、展覧会の絵のライブ借りて聴いたんだけど…合わないっていうかね、ボクってギター少年だったから、キーボードじゃん? なんかぴんとこなかったね。でもプログレッシブロックのギタリストって、ロバートフリップ以外は、興味なかったかな…アランホールズワースの参加したブラッフォードっていうバンドだっけ? あれは好きで聴いてたかな? イエスもクリススクワイアのほうが好きだったかな。でもイエスはこわれものに危機のA面に究極のA面はよく聴いたかも。好きでしたね。でも後期以降まったく興味なし。あとピンクフロイドの狂気の上の曲と最後の曲、炎の狂ったダイヤモンド? かっこよかったよ。ウォールのランライクヘルも大好き」

Lark's Tongues in Aspic Part 2 - King Crimson | The Midnight Special
King Crimson performed live on The Midnight Special on October 12, 1973


Pink Floyd - Shine On You Crazy Diamond [Official Music Video] 1975

Brain Damage (2023 Remaster) · Pink Floyd
The Dark Side Of The Moon (50th Anniversary) (2023 Remaster)
℗ Pink Floyd Records

Eclipse (2023 Remaster) · Pink Floyd
The Dark Side Of The Moon (50th Anniversary) (2023 Remaster)
℗ Pink Floyd Records


King Crimson - Frame By Frame 1982


模話2「ピンクフロイドはこうやってきくと、いかにもブリティッシュロックの正統派な感じだね。ビートルズやザ・フーとかを思わせるポップな感じがあるしね。メロディーがかっこいいしいい曲だよね。長くなきゃもっと多くの人にきかれている曲じゃないかな(笑)。太陽と戦慄パートⅡはスゲエ映像だね。ビルブラッフォードかっこいいし、デビッドクロスだっけ? 大活躍だしさ…おもしろいねえ」

模話1「プログレッシブロックはさあ、飛ぶ音として聴いたんだけど、あんまりぴったりくるものは少なかったんだよね。合わなかったかな」

模話2「ユーロロックの周辺もちょっときいたんでしょ?」

模話1「いやあ、先輩の影響で聴いてはみたけど…合わなかったね。暗いしさ…難しい。高尚な感じもいやんなったかもね」

模話2「それはもわくんが他人の目を気にしていたからでしょ? 自分軸で好きなもの聴けばよかったんじゃない?」

模話1「そうなんだよね。でも、可動域を広げられたかもよ。それなりに勉強にはなったんだよね」

まるっとジャンル解説「プログレッシブ・ロック」入門
みのミュージック

PFM Chocolate Kings 1976


模話1「ボクが買って唯一聴いていたヨーロッパのプログレッシブロックだね。これはどっちかっていうと、サイケデリックロック時代の音楽っぽい感じでいいね。明るいかな? 曲の最後は明るいチャイルドインタイムみたいだね(笑)。みのミュージックの解説が適切だとおもうから貼った」

模話2「プログレッシブロックといってもいろんな要素があるし、
ブリティッシュロックだとかアメリカンロックだとかハードロックでもプログレッシブロックっぽい曲はいっぱいあるしね」

模話1「そうなんだよ。それで、最後はハードロックだとかのロックからプログレッシブロック的な好きな曲を挙げて今夜はお別れです」

模話2「続く~」

Queen - The Prophets Song (Official Lyric Video)
Taken from A Night At The Opera, 1975.


Carouselambra (1993 Remaster) Led Zeppelin
In Through the out Door
℗ 1979 Atlantic Recording Corporation for the United States and WEA International Inc. for the world outside of the United States.


Led Zeppelin - 'Over the Hills and Far Away' 1973【和訳】レッド・ツェッペリン「丘の向こうに」


Overture
The Who - Tommy (2003 Deluxe Edition) (1969)


My Generation / Land Of Hope And Glory ("Ready Steady Go" Live Version)


Rush | A Farewell to Kings (Official Lyric Video)




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