しゅうかつシリーズ~「せめて、もう一回食べてから…美味過去記憶反芻対談」28〈忘れじのB級グルメ【白いご飯を語ろう①】~「白米自体もおいしいわけだけど、味付けはしてないから、おかずの塩気で味をつけた白米の味ってことか?」「つまり、のっけたり口中調味のパターンで味付けは無限パターンってことなんだよね」~〉
模話1「白いご飯を語ろう」
模話2「なんにでも白いご飯がないとダメなタイプはいるよね」
模話1「著名人では伊東四朗さんとかね」
模話2「ランチじゃーと自家製漬け物を収録の時に持参してたの見たことあるよ」
模話1「色川武大先生や喜国雅彦先生もね」
模話2「きくに先生は炒飯をおかずに白いご飯を食べる親子の四コママンガのおちだけどね(笑)」
模話1「最近、ある動画に出ていた新宿の格安海鮮のお店で定食を食べたんだけどさ…お米がひどくぱさぱさで乾いてて、せっかくの美味しいおかずが急に色褪せるという体験をしたんだよ」
模話2「そこは美味しいお米さえあれば歴史に残る名店になったでしょうね」
模話1「まあ、おつまみや酒のさかなと考えたらいいのかもだけどね。でもライス110円は安いし料理は抜群に美味しいね」
模話2「白米の美味しいやつはさ、それだけでごちそうなんだよね」
模話1「昔ある人が〈美味しいままじゃいられない〉と言っていたよ。おかずの濃い旨みだけじゃいやだって感覚は日本人ならよくわかると思う」
模話2「白米自体もおいしいわけだけど、味付けはしてないから、おかずの塩気で味をつけた白米の味ってことか?」
模話1「つまり、のっけたり口中調味のパターンで味付けは無限パターンってことなんだよね」
模話2「なるほど、食べる人が自分でおかずの塩気を調整できるってのはさまざまなパターンをつくりだせるわけか」
模話1「そうだね。つまり、海鮮お刺身を口中調味でおにぎらずの寿司にできるってことかな?寿司めしではないけど」
模話2「あらゆる料理も口中おにぎらずの無限パターンのおにぎりや寿司にできるわけね」
模話1「口中どんぶりと言ってもいいかも(笑)」
模話2「確かに、お米好きは口中どんぶり好きってことかもね(笑)」